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イスラエル大使館:アニメで魅惑の国イスラエルを紹介(3)

2014.12.25

Updated by Hitoshi Sato on December 25, 2014, 20:05 pm JST

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駐日イスラエル大使館では2014年10月から大使館が作成したアニメを大使館公式YouTubeチャンネルで放映開始した。2014年11月に2作目が公開、2014年12月には3作目が公開された。今回はイスラエルのグルメや市場、親日国としてのイスラエル、エルサレムの旧市街などが紹介されている。

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嘆きの壁などエルサレム旧市街が紹介されている。嘆きの壁では男性と女性で祈る場所が異なる。入口で「キッパ」と呼ばれる帽子を配っているので、それを被って入る必要がある。動画の中でも紹介されていたが、エルサレムはユダヤ教だけでなくキリスト教、イスラム教の3つの宗教の聖地であることから、世界中から多くの人が訪れている。動画にもあるように「世界最高のパワースポット」とも呼ばれており、世界中の人の「信仰と希望の象徴」で世界中の人々の「心の拠り所」なのだ。

今回の動画では、日本が大好きな若い男性が登場しているが、イスラエルでは日本のキャラクターは大人気である。最近では特に「ハローキティ」が人気なようだ。「ハローキティ」のぬいぐるみ、マグカップやらTシャツなどが販売されている。「イスラエルと日本の融合」したような商品になっており、お土産としても喜ばれるだろう(但し、イスラエルの物価は決して安くない)。

イスラエルは非常に親日的であり、日本人であるということで不快な思いをすることはほとんどない。日本人にとっては馴染みがない国かもしれないが、イスラエルでは日本のキャラクターが多く受け入れられている。イスラエルにとって日本は「クール」な国の1つである。アニメや文化を通じて日本とイスラエルの関係が今後も深化していくことを楽しみにしている。

▼エルサレムの「嘆きの壁」で祈るユダヤ人たち。
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▼エルサレム旧市街の街並み。
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▼イスラエルでは「キティちゃん」が大人気で、ぬいぐるみの他にもマグカップやらTシャツなどが販売されている。イスラエルに訪問した際にはお土産にどうぞ!
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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。