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ドコモ、「タッチ」でスマホの電話番号を多様なIoT機器に切り替えるソフトウェアを開発

2015.03.02

Updated by Asako Itagaki on 3月 2, 2015, 21:28 pm JST

NTTドコモは、スマートフォンに挿入されたSIMカードに記録されている情報を、SIMを搭載しないタブレットやIoT機器などに切り替えるソフトウェアを開発した。2014年に6月に発表したSIMカードを利用した小型認証デバイス「ポータブルSIM」の機能をスマートフォンで実現する。

このソフトウェアは、電話番号を持つ親機と切り替え先の子機との間で、接続や電話番号等のSIM情報の送信を行うAndroid向けのアプリ。クアルコムが開発したSIMを制御するソフトウェアと組み合わせることで、電話番号等の切り替えを実現した。機器同士をタッチするだけで切り替えが可能になり、従来必要だったSIMの抜き差しを省く。

▼ソフトウェアの概要(報道発表資料より)
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クアルコムが開発したソフトウェアは、同社が2015年夏に提供を開始するチップセットに搭載される予定。

この機能を活用して、カーナビ等の車載器を子機としてスマートフォンから電話番号を切り替えることで、スマホで利用している音楽等のクラウドサービスをカーステレオで楽しんだり、検索した目的地の情報をカーナビに引き継ぐといったことが可能になる。スマートフォンで「ポータブルSIM」機能を実現することで、SIMの情報による認証を用いたサービスや商品の早期普及を促進する。

【報道発表資料】
スマホの電話番号を多様なIoT機器に簡単に切り替えるソフトを開発

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。