NTTドコモがプロモーション動画として、2つのレーンから具材が飛び出してくる「3秒クッキング 爆速餃子」を2015年2月26日に公開した。
▼「3秒クッキング 爆速餃子」篇
同社の「フルLTE」のプロモーション用に「3秒クッキング 爆速エビフライ」を作成してYouTubeで公開したのが2014年11月。2つのレーンからエビが飛び出し、小麦粉、玉子、パン粉を通り、火炎をくぐり抜け、本当に3秒でエビフライができるという設定だった。そして最後に「明日は3秒餃子です」といって動画は終わった。予告通りの続編となる。
前回の「3秒クッキング 爆速エビフライ」は1350万回以上再生されており、日本だけでなく海外のメディアでも話題になった。今回の餃子もまた、あり得ない設定で調理されており、こんな餃子自体は食べたいとは思わない。2.44秒で餃子は調理され「エビフライに勝った」と言っている(笑)。
ネットの声を拾ってみると、
「本当に餃子は調理されて食える状態なのかよ?」
「何で中国のBGMなのか困惑してるんだけど」
「このシリーズは美しい、目に涙が出てきた」
「CM共々意味ワカンネぇな」
などの声が上がっている。
そして今回は餃子を調理し終わってから、NTTドコモが2015年3月27日から提供する新サービス「PREMIUM 4G」(LTE-Advanced)の通信速度を動画の中で説明している。餃子もエビフライも同サービスの特徴である「複数の周波数帯を1つに束ねて、通信速度を向上させる」を表現しているのだ。「LTE-Advanced」は現状のLTEの高速化・大容量化を実現する通信方式で、NTTドコモは「LTE-Advanced」の主要技術の1つである複数の周波数帯を束ねることで高速通信を可能とする「キャリアアグリゲーション」により、サービス開始時に国内最速となる受信時最大225Mbpsの通信サービスを提供し、2015年度内には300Mbpsまで高速化を進めていく予定だ。
次回は『3秒ナポリタン』とのこと。こちらも楽しみにしている。
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。