アンリツ、LTE-Advancedの4×4 MIMOで300Mbpsのデータ通信に成功

Anritsu successfully completes the industry's first 4x4 MIMO Testing of GCT Semiconductor

2015.04.13

Updated by Naohisa Iwamoto on 4月 13, 2015, 20:12 pm JST

アンリツは2015年4月13日、LTE-Advancedで規定されている4×4 MIMOで下り300Mbpsの安定したデータ通信に成功したと発表した。アンリツによれば、業界で初めての成功とこのと。韓国のチップセットベンダーのGCT Semiconductorと共同で検証した。

MIMOはアンテナ数を増やして通信速度を向上させるもので、4×4 MIMOは基地局と端末の双方で4本のアンテナを使って通信する。帯域幅を増やして通信速度を向上させるキャリアアグリゲーション(CA)と並ぶ、LTE-Advancedの高速化、高度化を実現するための技術である。アンリツは、LTE/LTE-Advanced対応の基地局シミュレーター「シグナリングテスタMD8430A」と、基地局シミュレーションに必要なテストケース(試験項目)を開発するパソコンソフト「ラピッドテストデザイナー(RTD)」を提供している。今回は、MD8430AとRTDを組み合わせた基地局シミュレーターと、GCT Semiconductorの4x4 MIMO対応チップセットを用いてデータ通信の検証を行い、下り300Mbpsの安定したデータ通信を確認した。

MD8430AとRTDを組み合わせた基地局シミュレーターを使うことで、実基地局では実現が難しい様々な通信環境を構築してデータ通信の検証が可能になる。アンリツでは、LTE-Advancedの4×4 MIMOの検証がMD8430AとRTDによって実現したことを通じて、モバイルブロードバンドのさらなる高度化に貢献するとしている。

【報道発表資料】
業界初 LTE-Advanced の下り 4x4 MIMO通信に成功

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

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