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グーグルがパテントトロール対策 - 特許買取プログラムを試験導入へ

Fight patent trolls by buying patents

2015.04.28

Updated by WirelessWire News編集部 on April 28, 2015, 13:19 pm UTC

グーグル(Google)が米国時間27日、特許保有者から特許を買い取ることを目的とした「Patent Purchase Promotion」という取り組みを発表。特許市場での売買の摩擦を軽減するとともに、売却を希望する保有者の特許がパテントトロールの手に渡るのを防ぐのが狙いだという。

グーグルでは5月8日〜22日まで、特許売却を希望する保有者が売却したい特許とその値段を提示できるポータルを開設。受け付けた売却申し込みの内容を審査した上で、6月26日までに買取を行うかどうかを判断するという。なお買取手続きについては8月末までの完了を見込んでいるという。

グーグルは「従来の特許マーケットプレイスは、とくに規模の小さな特許保有者にとって不利なもので、その結果特許がパテントトロールの手に渡ることが多い」と指摘し、同プログラム実施の目的として、こうしたパテントトールへの対策を挙げている。

この話題に触れたWashington Postでは、パテントトールが起こした特許訴訟が昨年全体の67%を占めていたとするプライスウォーターハウスクーパー(PricewaterhouseCoopers)のデータを紹介。またThe Vergeでは、特許訴訟の数について、1994年〜2010年までの16年間で2倍に増えた後、2010年から2013年の3年間でさらに2倍に増えたとするアイオワ大学のジェイソン・ランテナン(Jason Rantena)法学教授の話を紹介している。

【参照情報】
Announcing the Patent Purchase Promotion - Google
Google has a new tactic for fighting patent trolls: Buying the patents first - Washington Post
Google will pay you to keep your ideas out of the hands of patent trolls - The Verge

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