スマホで毎日ネットを利用する人は約4000万人、PCの2倍近くに--ニールセン

Over 40 million of Japanese use the Internet everyday

2015.07.28

Updated by Naohisa Iwamoto on 7月 28, 2015, 21:44 pm JST

ニールセンは2015年7月28日、最新のインターネット利用状況の調査結果を公表した。同社が毎月行っているニールセン インターネット基礎調査の結果を元に分析したものだ。

2015年6月のインターネット利用動向の全体像は、16歳以上の男女でほぼ毎日インターネットを利用した人が5610万人というもの。16歳以上の人口の約51%がほぼ毎日インターネットを利用していたという結果だ。

ほぼ毎日利用する人をデバイス別で見ると、「家庭のPC」が2165万人だったのに対して、「スマートフォン」は3996万人と大きな差がついた。PCに対して2倍近い人口がスマートフォンでインターネットを利用していることになる。「従来型携帯電話」は1031万人、「タブレット」は801万人と、それぞれインターネットをほぼ毎日利用する人の中で一定の割合を占めている。

▼月に1回以上インターネットを利用する人は、若年層ほどデバイスとしてはスマホを利用(ニールセンのニュースリリースより)20150728_nielsen001

月に1回以上インターネットを利用する人を年代別にデバイスごとで示すと、最も使われているデバイスは10代から40代まではスマートフォンだった。若い層ほどスマートフォンの利用者の割合が高く、10代ではスマートフォンによるインターネット利用が8割を超えた。年齢が上がるにつれてスマートフォンの利用者割合は下がり、40代では約60%になる。50代ではスマートフォンが40%弱となり、40%強のPCがスマートフォンを上回った。さらに、60代以上では従来型携帯電話が最もインターネット利用に使われている結果だった。

また、スマートフォンだけでインターネットを利用している人の割合は、10代ではインターネット利用者の約45%にも上る。20代~40代では約30%がスマートフォンだけでインターネットを利用していることがわかった。

ニールセンでは、同社のエグゼクティブアナリストの中村義哉氏のコメントとして、「スマートフォンが中心のインターネット利用においては、例えばSNSやメッセージングサービスから常に流れてくる友人が発信する情報や、アプリからの発信されるプッシュ通知など情報が氾濫しており、企業は自分たちが伝えたいメッセージが消費者の目にとまるまでに多くのハードルが存在している」と分析。スマートフォン利用者にリーチしたい企業は、スマートフォン向けのコンテンツや広告を作るだけではなく、自社の顧客の属性やスマートフォンを含めた情報の取得の仕方などを把握してコミュニケーションの設計をする必要があると指摘する。

【報道発表資料】
ほぼ毎日インターネットを利用する人は5,610万人~ ニールセン、デバイス毎のインターネット利用状況を発表 ~

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

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