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マイクロソフトの37ドルのシンプルな携帯電話「Nokia222」がかえって新鮮

2015.09.03

Updated by Hitoshi Sato on 9月 3, 2015, 08:38 am JST

 

マイクロソフトは2015年8月27日、シンプルなフィーチャーフォン「Nokia222」を発表した。9月から37ドル(約4,400円)で販売される。

バッテリ待ち受け時間は最大29日間、通話も連続20時間で電池の長持ちがウリである。カメラは2MPだから、日本では10年前くらいのガラケーのカメラと同等である。クラシックデザインとのことだが、スマートフォンが氾濫している現在では、かえって新鮮なデザインだ。

Facebook、Twitter、SkypeのGroupMe、Messengerなどもプレインストールされており、利用できる。これだけあれば十分だという人も多いだろう。

日本での販売予定はないようだが、機能も価格も盛りだくさんの日本のスマートフォンに辟易している人も多いだろう。格安SIMとスマートフォンがセットで売られているが、それでも機能は多すぎる。格安SIMでセットで販売するなら、このくらいのシンプルな携帯電話で十分ではないだろうか。

日本ではスマートフォンの前の「ガラケー」の時代から、使いもしない「多機能な電話機」を利用しており、それに慣れている。しかし、実際に利用しているのは電話、メールとネットくらいという人が多かったし、今でも多い。高性能で高価格のスマートフォンよりもこのような「シンプルな携帯電話」を求めている人は多いのではないだろうか。

▼Nokia222
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【参照情報】
Nokia 222 Dual SIM - Mobile Phones - Microsoft - Global

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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。