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ゴルフトーナメントの現地観戦をタブレットで支援、日本マイクロソフトとインテルが提供

2015.09.08

Updated by Asako Itagaki on September 8, 2015, 06:07 am JST

日本マイクロソフトとインテルは、ゴルフトーナメントの現地観戦者向けにタブレット貸出を行い、新しいコンテンツを提供する。コース内各ホールに設置した合計35台から40台のカメラの映像などの情報を専用アプリで提供する。

タブレット貸出を行うのは9月11日(金)から13日(日)に北海道恵庭市で開催される「片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」。先着50名にアプリをインストール済みのWindowsタブレットやイヤホンなどを無償で貸し出す。専用アプリで提供されるコンテンツは合計5チャンネルのストリーミング生中継、試合を実況するテキスト配信、トーナメント表、出場選手情報、コースの情報など。

ゴルフは選手が広いコースを回るため、大会現地での観戦者はお気に入りの選手の組に帯同した場合は試合全体の経過が分かりづらく、定点で観戦した場合は見たい選手のプレーを自由に見られないという制約があった。両社はタブレットによる情報提供で離れた場所でのプレーの様子をリアルタイムで見たり、トーナメント全体の最新ラウンドデータを閲覧・試聴ができるようにすることで、現地観戦の楽しみを向上させる。

▼専用アプリのイメージ(報道発表資料より)20150907_Golf_app

なお、9月11日の試合開始から13日の大会終了まで、試合・練習の模様は大会公式ページで生中継される。

 

【報道発表資料】
日本マイクロソフトとインテル、最新の IT 機器を活用し、新しいゴルフ・トーナメント観戦スタイルをサポート

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。