生活家電や調理家電を1チップでIoT化できるアナログ半導体、アプリックスが製品化

2015.11.30

Updated by Naohisa Iwamoto on 11月 30, 2015, 19:36 pm JST

アプリックスIPホールディングス(以下、アプリックス)は2015年11月30日、生活家電や調理家電などの一般的な家電機器を手軽にIoT対応できるようにするための「IoT用アナログ半導体」を開発し、製品化すると発表した。

多くの家電機器は、デジタル電子部品で組み立てられているスマートフォンやAV機器などと異なり、サーモスタットやヒーター、モーターなどのアナログ電子部品で構成されている。これらをインターネットなどのデジタル通信網につなぐためには、デジタル情報に変換する回路の開発が必要だった。これまでは個別のアナログ電子部品に対応するように変換回路を設計、開発していたが、今回のIoT用アナログ半導体では一般的な家電機器で使われているアナログ電子部品にほとんどすべて対応し、デジタル情報への変換が行えるという。

IoT用アナログ半導体を使うことで、家電機器メーカーは1チップでジェネリック家電をIoT化することが可能になる。アプリックスでは、CPUを含めたデジタル半導体、Bluetoothなどの無線通信用モジュールも提供しており、合わせて利用することで様々な家電機器のIoT化を推進する。アプリックスは2004年から家電機器や家庭用品向けM2Mの研究開発やノウハウの蓄積を進めており、今回のIoT用アナログ半導体はその結実としてIoT社会実現への起爆剤になるとアピールする。

【報道発表資料】
世界初1の家電機器向けIoT 用アナログ半導体を開発~ジェネリック家電を1チップでIoT製品化~

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

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