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アップル、プログラミング言語「Swift」をオープンソース化 - Linux版もリリース
2015.12.04
Updated by WirelessWire News編集部 on December 4, 2015, 11:52 am JST
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2015.12.04
Updated by WirelessWire News編集部 on December 4, 2015, 11:52 am JST
アップル(Apple)が米国時間3日、同社が開発したiOS/OS X用プログラミング言語「Swift」のオープンソース化を発表。またLinux上で動作する新バージョンのSwiftも公開している。
アップルはすでにSwift.orgやGitHubでオープンソース版「Swift」を公開している。オープンソース版Swiftをダウンロードした開発者がこれをソフトウェア開発に利用することは可能だが、「App Store」で配布されるアプリ開発については、セキュリティと安定性上の理由からアップルの有料版のSwiftを利用する必要があるという。
アップルは昨年6月のWWDCでSwiftを発表し、今年はじめには同言語をオープンソース化する考えも明らかにしていた。
この話題に触れたThe Vergeでは、Swiftのオープンソース化の狙いについて、「Swiftを今後20年でもっともポピュラーなプログラミング言語の1つにしたい」とするアップルの考えに触れ、そのためには主要なOSへの対応が重要と指摘。また、Android版やWindows版に先駆けてLinux版がリリースされた理由について「IBMをはじめとする法人向け事業パートナーを考慮したためではないか」と推測している。
【参照情報】
・Apple's new programming language Swift is now open source - The Verge
・Apple Takes Swift Programming Language to Open Source Community - Re/code
・Apple’s Swift programming language is now open source - 9to5 Mac
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