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サムスン、米での対アップル特許訴訟で5億4800万ドルの賠償金支払いに合意

2015.12.07

Updated by WirelessWire News編集部 on December 7, 2015, 10:56 am JST

サムスン(Samsung)が、アップル(Apple)と長らく争っていた米カリフォルニア州での特許訴訟に関し、5億4800万ドルの賠償金をアップルに支払うことで合意したことが米国時間3日に明らかになった。

この訴訟は、2011年にアップルが、自社の特許をサムスンに侵害されたとして、同社をカリフォルニア州北部地裁で訴えていたもの。同法廷では、2012年にアップル側の主張を認める陪審員の評決が下され、サムスンに対して10億500万ドルの賠償金支払いが命じられていた。

各媒体の報道によると、サムスンは今回の支払い合意について、控訴裁判所による支払い停止への要求が却下されたためとしており、今後米国特許商標庁(U.S. Patent and Trademark Office、 PTO)による特許の無効化や最高裁判所による判断次第では、アップルに賠償金の返済を求めるとしているという。なお、サムスンによる賠償金の支払い期限は今月14日となっており、また最高裁判所への控訴の期限も同日となっているという。

サムスンが今回支払いに合意した金額は、iPhoneのデザインやピンチズーム技術などの特許侵害への賠償になるという。ただし、ピンチズーム機能についてはすでに、米国特許商標庁(U.S. Patent and Trademark Office、 PTO)が無効の判断を下していた。なお、アップルとサムスンは2016年春に、残る4億ドルの賠償金をめぐって改めて法廷で争うことになるという。

アップルとサムスンとの特許訴訟は、2011年の同訴訟を皮切りに世界各国で争われていたが、両社は昨年、米国での訴訟を除いたすべての訴訟を取り下げていた。

【参照情報】
Samsung to Pay Apple $548 Million as Patent Dispute Continues - WSJ
Samsung to Pay Apple $548 Million in Patent Dispute - NYTimes
Samsung’s $548 Million Apple Check Is No Sign of Surrender - Bloomberg

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