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ソフトバンク、月額4900円でスマホが使える小容量パックを発表

2016.01.07

Updated by Naohisa Iwamoto on January 7, 2016, 19:47 pm JST

ソフトバンクは2016年1月7日、スマートフォンを月額5000円以下で利用できるようにする新しいデータ定額パックを2016年4月以降に提供すると発表した。月間1GBまでの高速データ通信が利用できる「データ定額パック・小容量(1)」で、パックの料金は月額2900円となる。

「データ定額パック・小容量(1)」は基本プランとして「スマ放題ライト」「スマ放題」に向けたパック。月額1700円で5分以内の国内通話がし放題になる「スマ放題ライト 通話し放題ライトプラン」と組み合わせると、インターネット接続基本料の「S!ベーシックパック(i)」(月額300円)を含めて月額4900円からスマートフォンを利用できるようになる。

これまで、ソフトバンクのプランでは、月額1700円の「スマ放題ライト 通話し放題ライトプラン」には月間5GBの「データパック・標準(5)」(月額5000円)以上の組み合わせが必要で、この場合の月額料金は7000円からとなっていた。一方、データ通信量が少ないユーザーの場合は月額3500円の「データパック・小容量(2)」が用意されていたが、月額2700円の「スマ放題 通話し放題プラン」との組み合わせが必要で、月額料金は6500円からとなっていた。新パックの提供で、総務省の報告書が目安として示した月額5000円以下という料金でスマートフォンを利用できるようになる。

ソフトバンクでは、すでにY!mobileブランドで月額2980円(26カ月目以降は3980円)の「スマホプランS」(月間1GBまで、10分以内の国内通話が300回までが含まれる)を提供している。データ通信の利用が少ないユーザーに向けて、SoftBankブランドでは従来よりも低廉ながらY!mobileとは直接競合しない価格帯で新プランを用意してきた。

【報道発表資料】
SoftBank、1GBのデータ定額パックを導入

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。