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KDDI、auオリジナルブランド「Qua」2機種など2016年春モデル新製品として4モデル発表

2016.01.12

Updated by Naohisa Iwamoto on January 12, 2016, 18:27 pm JST

KDDIは2016年1月12日、2016年春モデルの新製品4モデルを発表した。タブレット1機種、スマートフォン2機種、いわゆる「ガラホ」が1機種。このほか、既存製品にも新色を追加するなどして、春商戦向けのラインアップを構成する。

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手頃な価格でありながら上質さを追求したauのオリジナルブランド「Qua」(キュア)には、タブレットの第2弾となる「Qua tab 02」(ファーウェイ製)と、Quaシリーズ初のスマートフォン「Qua phone」(京セラ製)をラインアップした。

「Qua tab 02」は、10.1インチのWUXGA液晶を搭載したタブレット。ステレオスピーカーを装備したほか、音質を高める独自音響アルゴリズムにより、スピーカーで臨場感あふれるコンテンツを楽しめる。スマートフォンなどと連携してタブレットに新着通知を届けるといった機能を提供する「au シェアリンク」は、新しく4G LTE ケータイ (ガラホ) にも対応した。

「Qua phone」は、5インチ液晶を搭載したスマートフォン。メタルボディの採用で、デザインや質感の向上だけでなく、落下に強い耐衝撃性能も備える。VoLTEに対応し、高音域まで音声を再現することで聴きやすさを高めたほか、ディスプレイ全体が響いて音を聞き取りやすくする「スマートソニックレシーバー」、通話音声を好みに合わせることができる「聞こえ調整機能」などで、音声通話の使いやすさを高めた。すべてのアプリがホーム画面に配置されてわかりやすくカスタマイズしやすい「auベーシックホーム for Qua」を採用する。

スマートフォンのもう1機種は「AQUOS SERIE mini SHV33」(シャープ製)。コンパクトなボディに4.7インチの液晶を搭載する。2810mAhの大容量バッテリーと、「液晶アイドリングストップ」や「エコ技」といった省エネ技術により安心して長時間の利用ができるようにした。従来の2倍のコマ数を描画できる「高画質ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ」の搭載により、動きの激しい動画や画面スクロール時の文字などがスムーズに表現できる。

ガラホは「GRATINA 4G」(京セラ製)で、3Gケータイとして提供してきた「GRATINA」の4G LTEモデル。フィーチャーフォンで慣れ親しんだボタン配置を採用するほか、よく使う機能を起動しやすい「カスタマイズキー」、京セラオリジナルの「すぐ文字」「時短検索」にも対応した。VoLTEに対応、クアッドコアCPUを搭載したスムーズな動作など、スマートフォンに引けをとらない性能を備えるという。

このほか、「Xperia Z5」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)に「ピンク」のカラーを追加。シニア向けスマートフォンの「BASIO」(京セラ製)には、新色の「レッド」を追加したほか、Eメールアプリをフィーチャーフォンと同様の表示にすることで、フィーチャーフォンからの移行したユーザーに向けた使いやすさを提供する。

【報道発表資料】
上質でお手軽なauオリジナルブランド「Qua」シリーズから、ガラホまで学生も、家族も選べるauラインアップ!

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。