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米携帯通信市場4位のスプリント(Sprint)が、約25億ドルの経費圧縮に向けた取り組みの一部として、2500人の人員削減を行ったことが米国時間25日に明らかになった。

Kansas City Starなどの報道によると、今回のリストラは昨年11月に発表されていた計画に基づくもので、主な対象となったのはカスタマーサービス関連の部門。具体的にはバージニア、ニューメキシコ、テネシー、テキサスの各州にあるコールセンターが閉鎖されたほか、コロラドおよびカンザスのコールセンターでもレイオフが実施されたという。スプリントによる人員削減は過去2年間で今回が3度目。同社は一昨年11月に約1700人を、またその後2000人をそれぞれ削減していた。

Kansas City Starでは、スプリントの加入者数が昨年9月末時点で約5860万人に留まったとした上で、10ー12月期には長期契約者の増加数が事前の予想を上回る60万人超になるとする2人のアナリストの見方も紹介している。

【参照情報】
Sprint job cuts reach 2,500, mostly in customer care centers - Kansas City Star
Sprint slashes 2,500 jobs to cut costs - Reuters
Sprint lays off 2,500 employees, largely from customer service - The Verge

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