WirelessWire News The Technology and Ecosystem of the IoT.

囲碁

グーグル「Alpha Go」に挑戦 - 中国の囲碁AI研究チーム、年内の対局を計画

2016.04.01

Updated by WirelessWire News編集部 on 4月 1, 2016, 12:44 pm JST

グーグル(Google)傘下の英ディープマインド(DeepMind)が開発した人工知能(AI)ソフトウェア「AlphaGo」が先月、世界最高の棋士とされるイ・セドル(Lee Sedol)氏と対戦し、勝利を収めたのは記憶に新しいが、囲碁発祥の国である中国の研究者らが「Alpha Go」に対抗する囲碁AIの開発を計画しているという。

この話題を採り上げたReutersでは、中国国営メディアのShanghai Securities Newsが現地時間31日に報じた話として、中国囲碁連盟(Chinese Go Association)と中国人工知能連盟(Chinese Association for Artificial Intelligence)が北京で共同開催した「AlphaGoにみられた人間とマシンとの戦いの理解ならびに中国のAI(の現状)に関するフォーラム(The Forum for Understanding the AlphaGo War between Man and Machine and Chinese Artificial Intelligence)」と題するイベントのなかで、中国コンピューター囲碁(China Computer Go)チームというグループが年内にもAlpha Goに挑戦するとの発表があったと記しているが、ただし対局の具体的な内容や囲碁AI開発チームに参加する研究者の顔ぶれなどなどは明らかにされていない。

囲碁は一手あたりの選択肢が多く、莫大な量の計算を必要とするため、AIにとってはチェスなどよりもさらに困難なゲームと考えられている。このため、囲碁AIが人間のトップクラスの棋士に勝つには,さらに10年は必要などとする専門家の意見も出ていたが、Alpha Goは先ごろのセドル氏との対局で4勝1敗で勝利を収め、大きな驚きをもたらしていた。

この話題に触れたSlashGearでは、Alpha Goとイ氏との対局にはAIの学習能力のテストというはっきりした目的があったのに対し、AI同士の対局には中国製AIの実力を試すこと以外に大きな意味はないのではないかと指摘している。

【参照情報】
Chinese AI team plans to challenge Google's AlphaGo: state media - Reuters
Chinese AI engineers want to challenge Google’s AlphaGo bot - SlashGear
Chinese Engineers Want to Pit Their AI Against AlphaGo - Gizmodo

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

RELATED TAG