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アマゾン(Amazon)のハードウェア部門であるLab126で、同社のパーソナルアシスタント機能「Alexa」に対応するタブレットのような形状の新端末の開発が進んでいると、WSJが米国時間17日に情報筋の話として報じている。

WSJによれば、アマゾン社内で「Knight」と呼ばれる新端末は、ユーザーが料理中など手を使えないときにも音声コマンドで操作できるものになるという。ただしこの端末がどのような形状になるか、あるいはタッチスクリーンを搭載するかどうかなどは現時点で不明とされている。

アマゾンはAlexaと連動するBluetoothスピーカー兼用端末「Echo」を2014年後半に発売したが、それ以来同製品は推定300万台以上を販売するヒット商品に成長している。同社は「Echo」のヒットを受け、今年3月にはバッテリーで動作する「Amazon Tap」、外部スピーカーに接続して「Alexa」を利用できる「Echo Dot」の2製品を新たにリリースしていた。

「Echo」の発売当初は6つに過ぎなかったAlexaの音声認識機能(音声コマンド)の種類も現在では300種類を超え、Amazon.comでの商品の注文からSpotifyでの音楽の再生、対応するスマート家電の操作、Uberでの自動車の手配、ドミノ(Dominos)でのピザ注文などまで、さままざま命令に対応できるようになっている。

またアマゾンはAlexaのエコシステム拡大を促す目的で「Alexa Fund」という投資ファンドを通じて総額1億ドルの資金を外部企業に提供する計画も進めており、WSJによるとAlexaに対応したサーモスタットや家庭用監視カメラ、ドアベルなどの製品がすでに登場し始めているという。

さらに今年はじめのCESでは、大手自動車メーカーのフォード(Ford)が同社の車載情報システムとAlexaを相互乗り入れさせる計画を発表していた。

【参照情報】
Amazon Wants Alexa to Take Control of Your Smart Home - WSJ
Amazon’s next Alexa device could have a tablet-sized display - The Verge
Amazon is working on a mysterious voice-powered tablet - Business Insider

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