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サムスン(Samsung)は米国時間2日、同社の「 Galaxy Note」シリーズの最新モデル「Galaxy Note 7」を発表。この新たなスマートフォンは、同社が今年3月に発売したフラッグシップ端末の最新モデル「Galaxy S7」および「Galaxy S7 Edge」と同様の仕様を備えつつ、新たに虹彩認証やUSB-C端子が追加されるなど、機能やハードウェアに関して複数の改良が加えられているという。

「Galaxy Note 7」はクアルコム(Qualcomm)またはサムスン製の最新プロセッサ、4GBのRAM、高速充電(および高速無線充電)機能、12メガピクセルの背面カメラ、IP68の防水・防塵機能、microSDカードスロットなど、「S7」「S7 Edge」と共通の機能を搭載。プロセッサについては、北米、中国、日本向けがクアルコム(Qualcomm)製「Snapdragon 820」プロセッサを、また他の市場向けにはサムスン製「Exynos」プロセッサがそれぞれ搭載されるという。

いっぽう、「Note 7」には、画面の両側が婉曲した5.7インチの「Super AMOLED」ディスプレイ(2560 × 1440ピクセル)を採用され、本体の横幅は「Note 5」に比べて2.2mm狭く、本体の裏側も表側同様にカーブした、より持ちやすいデザインとなっている。

なお、「Note 7」では内蔵ストレージが64GBに、バッテリー容量も3500mAhにそれぞれ増加している。

「Note 7」の目玉機能となる虹彩認証機能は、ユーザーがまばたきするだけで端末のロックを解除できるもの(ただし直射日光の下など、一部の環境を除く)で、サムスンは虹彩スキャナーを利用するこの仕組みについて指紋認証よりも安全としている。ただし、この虹彩認証機能を試したThe Vergeライターは、「認識スピードは宣伝通りだが、ロックを解除する際に端末をかなり顔に近づける必要があり、指紋認証より容易かどうかは現段階では判断できない」と指摘している。

なお、「Note 7」のデフォルトOSは「Android 6.0」で、後日「同7.0」へのアップグレードが予定されているが、アップグレード時期などは現時点では明らかになっていない。

「Note 7」の発売日は米国では今月19日となっている。

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