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フェイスブック(Facebook)が米国時間3日、同社の本社があるカリフォルニア州メンロパークに開設した「Area 404」というハードウェア関連の開発拠点をメディア関係者に公開し、複数の媒体でこの話題が採り上げられている。

フェイスブックは2011年から社内でハードウェア開発を手がけており、これまでに自社データセンターで利用するサーバーやその他のハードウェア、ネット接続サービス提供用として開発中のドローン「Aquilla」、VR撮影用カメラ「Surround 360」などを開発してきている。同社は本社内のほか、英国や南カリフォルニアにも開発拠点を保有しており、また同社傘下のVRヘッドセットメーカーの、オキュラスもシアトルに開発拠点を設けているという。

新拠点の「Area 404」は、主にフェイスブックが開発するハードウェアや部品類などのプロトタイピングやモデリングなどに使われる予定で、ウォータージェットやミリングマシンなど、ハードウェア製造に必要な様々な設備を備え、プロトタイプの作成やテストにかかる時間を大きく短縮できるという。

【参照情報】
Facebook's new hardware lab is built for Oculus and internet drones - The Verge
Inside Area 404: A look at Facebook’s new 22,000-square-foot hardware lab - Recode
Facebook consolidates hardware development in one giant lab - ZDNet

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