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フェイスブック(Facebook)は米国時間9日、同社のPC向けウェブサイトでアドブロックソフトウェアを無効化する新たな広告表示システムを導入することを明らかにした。

フェイスブックによれば、新たな仕組みはアドブロックソフトウェアが広告と通常のコンテンツを見分けることを困難にするもので、アドブロッカー開発者がこの仕組みを回避しようとすると多大な労力やコストがかかることになるという。

またフェイスブックは、ユーザー側で表示される広告をコントロールする権限も拡大し、見たくない広告はユーザー側でオプトアウトできる仕組みも導入するという。

フェイスブックのモバイルアプリでは、すでに広告表示がブロックできないようになっていたものの、ブラウザ経由で同サービスにアクセスする場合はユーザーがアドブロッカーを使って広告を表示させないようにすることが可能だった。

なお、新たな広告表示の仕組みはモバイルブラウザ経由のアクセスには適用されないという。

この話題に触れたRecodeでは、フェイスブックの広告収入の約84%がすでにモバイル広告経由のものとなっているとした上で、デスクトップ広告から収入も2016年4〜6月期だけで10億ドル近い金額になっていたことを踏まえ、広告収入に頼るフェイスブックにとって今回の措置は理にかなったものと指摘している。

ページフェア(PageFair)の調査によると、現在アドブロッカーを利用するネットユーザーの数は、PCユーザーが約2億人、スマートフォンユーザーが約4億2000万人に上るとNYTimesは記している。またWSJでは、米国のインターネットユーザーの26%がアドブロッカーを利用しているとするインタラクティブ・アドバタイジング・ビューロ(Interactive Advertising Bureau)のデータも紹介されている。

【参照情報】
Facebook Blocks Ad Blockers, but It Strives to Make Ads More Relevant - NYTimes
Facebook Will Force Advertising on Ad-Blocking Users - WSJ
Even Facebook says ad blocking is a problem, so it’s going to show ads to people who use ad blockers - Recode

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