ヤフーが事業者向けIoTプラットフォーム「myThings Developers ベータ版」を提供開始

2016.09.02

Updated by Yuko Nonoshita on 9月 2, 2016, 06:30 am JST

IoT市場の拡大に向けたアプリ開発が世界でも急務とされるなか、ヤフー株式会社は、「Yahoo!天気」や「Yahoo!防災速報」など、40種類以上の人気WebサービスやIoT製品と連携できる事業者向けIoTプラットフォーム「myThings Developers(デベロッパーズ)ベータ版」を無償提供することを発表した。

myThings の開発は1年前から東京と大阪のチームにより進められており、大阪で開催されたハッカソンなどで無償提供されるなど、開発者の間では話題になっていた。今回、より多くの事業者がIoTの活用をはじめられるようベータ版の無償公開にふみきった。

事業者の間でも採用を検討する動きがあり、一例としてソニーモバイルコミュニケーションズ(以下、ソニーモバイル)が開発する「XperiaTM Projector」と連携を進めていることが、現在ベルリンで開催中の国際家電展示会「IFA 2016」で発表された。「壁やテーブルに投影した画面をタッチスクリーンのように操作できる「XperiaTM Projector」を使って、ヤフオク!」に参加できるサービスをソニーモバイルの古海英之氏が紹介し、ソニーブースでもデモが展示される。

ソニーモバイルでは今年に入り、IoT領域を中心とした新規事業への取り組みを加速している。プラットフォームに自社のAPIを公開することで、製品やサービスの知名度を高め、企画、運用の強化にもつなげていくとしている。

▼IFAでソニーは「XperiaTM Projector」のサービス事例として「ヤフオク!」との連携を紹介。IoTへの取り組みでmyThingsのプラットフォームを活用する。
IFA2016myThings02

IFA2016myThings03

dav

 

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myThings Developers ベータ版
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野々下 裕子(ののした・ゆうこ)

フリーランスライター。大阪のマーケティング会社勤務を経て独立。主にデジタル業界を中心に国内外イベント取材やインタビュー記事の執筆を行うほか、本の企画編集や執筆、マーケティング業務なども手掛ける。掲載媒体に「月刊journalism」「DIME」「CNET Japan」「WIRED Japan」ほか。著書に『ロンドンオリンピックでソーシャルメディアはどう使われたのか』などがある。