イスラエルテック企業、2018年の総調達額は過去最高の64億7000万ドルに【Times of Israel】
IVCリサーチセンターがイスラエルスタートアップによる資金調達をまとめた最新レポートによれば、2018年のイスラエルスタートアップによる資金調達の件数は623件で、総調達額は過去最高の64億7000万ドルとなった。このうち、2000万ドル以上の資金を調達した企業の数は100社となり、2013年の約4倍になっている。

原文：Israeli tech firms raised $6.47 billion in 623 deals in 2018 – report

「CES2019」に出展する革新的なイスラエルテック企業【No Camels】
No Camelsが米国時間1月8〜11日にラスベガスで開催される「CES2019」に出展するイスラエル企業をピックアップ。スマートフォンで3D動画を撮影するためのコンピュータービジョン技術を開発する2sens、ブランドやメディア企業向けのVRパブリッシングプラットフォームを開発するByond、特許取得済みのLCG（液晶ガラス）パネルを開発するGauzy、呼吸によって代謝を分析するデバイスを開発するLumenなど22社が紹介されている。

原文：The Groundbreaking Israeli Tech Turning Heads At CES 2019

2018年、イスラエル市場の5大テックM&A【Ctech】
イスラエル経済紙のCalicalistが、2018年のイスラエル市場でのM&Aを買収額を基準にランク付け。1位からKLAテンコール（KLA Tencor）によるオーボテック（Orbotech）買収、トーマ・ブラボ（Thoma Bravo）によるインペルヴァ（Imperva）買収、メドトロニック（Medtronic）によるメイザー・ロボティクス（Mazor Robotics）買収、ペルミラ・ホールディングス（Permira Holdings）によるNDSグループ（NDS Group）買収、セールスフォース（Salesforce）によるダートラマ（Datorama）買収となっている。

原文：The Five Biggest Israeli Tech M&A Deals in 2018

謎に包まれたイスラエルのサイバー攻撃企業「Candiru」とは【Haaretz】
イスラエルのカンディル（Candiru）という企業は、人間の尿道に侵入するとされるアマゾンの魚から名前を取っており、諜報目的でコンピューターやスマートフォンに侵入する「オフェンシブ・サイバー」と呼ばれる技術を開発している。同社はイスラエル軍の諜報部隊である8200部隊の出身者を積極的に採用しており、コンピューターやサーバーへの侵入に特化したハッキングツールを開発しているという。

原文：Top Secret Israeli Cyberattack Firm, Revealed

ソフトバンク・ベンチャーズ、4社目のイスラエルスタートアップに投資へ【Ctech】
ソフトバンクグループのVCであるソフトバンク・ベンチャーズ・アジア（旧ソフトバンク・ベンチャーズ・コリア）が、4社目のイスラエルスタートアップへの投資で合意間近となっているという話を同社のパートナーであるベンジャミン・ワイス氏が明かした。ただし、このスタートアップの詳細については現時点で明かされていない。今回の投資により、同VCによるイスラエルスタートアップへの投資総額は2000万ドルに達するという。

原文：SoftBank Ventures Invests in Fourth Israeli Startup, Venture Partner Says

医療用大麻吸入器のSyqe Medical、新たに5000万ドルを調達【Globes】
医療用大麻を正確な分量摂取するための吸入器を開発するイスラエルスタートアップのサイキ・メディカル（Syqe Medical）は先ごろ、新たに5000万ドルを調達。今回の資金調達はイスラエルの大麻関連企業として過去最高額となり、同社の総調達額は8300万ドルになったという。

原文：Cannabis smart inhaler co Syqe Medical raises $50m