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5Gへの誤ったアプローチは米国のデジタルの未来を脅かす(他2本)

5G News February 2nd week,2021

2021.02.12

Updated by Wataru Nakamura on February 12, 2021, 17:06 pm JST

英政府、自国の「5Gサプライチェーン多様化戦略」の失敗を認める【Mobile World Live 2/5】
英国下院科学技術委員会(House of Commons Science and Technology Committee)は先ごろ、同国が2020年11月に策定した「5Gサプライチェーン多様化戦略」の失敗を認める新たな報告書をリリース。同委員会はこの戦略を「遅きに失した」と評価し「国内の5G網展開におけるノキアとエリクソンへの依存度が高まり、ネットワークのレジリエンス(復元力)やセキュリティにリスクをもたらした」と結論づけた上で、新興技術のサプライチェーン戦略に関して今後は同様の過ちを繰り返さないよう警告している。

原文:UK 5G supplier strategy bashed in damning report

エリクソン、台湾半導体メーカーのMediaTekへのローカル5G網提供を発表【The Fast Mode 2/8】
スウェーデンのエリクソンは先ごろ、台湾半導体メーカーのメディアテック(MediaTek)へのローカル無線網提供で現地通信事業者のFar East Tone(FET)と提携したことを発表。エリクソンはFETの商用周波数帯を利用してメディアテックの本社およびパートナー企業の3カ所の製造拠点に専用のネットワーク(4GLTE/5G)を提供するという。

原文:Ericsson to Provide 5G Private Network to MediaTek on FET's Commercial Network

グーグル元CEO「5Gへの誤ったアプローチは米国のデジタルの未来を脅かす」【Financial Times 2/8】
グーグルのエリック・シュミット元CEOが先ごろ、今年1月に米連邦通信委員会(FCC)が実施したCバンドの280MHz幅の帯域オークションの弊害を指摘する記事をFinancial Timesに寄稿。落札総額が過去最高の810億ドルに達したこのオークションについて、必要なネットワークインフラの構築に関する適切な要件が落札事業者に課されていないことを指摘し、落札に大金を費やした事業者が周波数帯の活用に回す投資を縮小する可能性や、消費者が割高な料金や貧弱なデジタルサービスといった形で悪影響を受ける可能性に言及している。

原文:Eric Schmidt: US’s flawed approach to 5G threatens its digital future

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。