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ベライゾン、子ども向けのチャレンジャーバンクを設立(他2本)

FinTech News June 4th week,2021

2021.06.25

Updated by Wataru Nakamura on June 25, 2021, 07:00 am JST

ベライゾン、子ども向けのチャレンジャーバンクを設立【American Banker 6/17】
米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズは先ごろ、子どもと保護者向けのバンキングサービス「Verizon Family Money」をリリース。新たなサービスは8歳~17歳の子どもを対象に専用アプリとプリペイド・デビットカード、これらでアクセスできる普通預金口座を提供するもので、保護者向けアプリには家事の割り当て、お小遣いの送金、支出制限、消費習慣に関する通知の受信といった機能があるという。

原文:Verizon builds challenger bank for children

英Revolut、2020年の売上は前年比57%増に【Tech Crunch 6/21】
英フィンテックスタートアップのRevolutが決算を発表。同社の2020年の売上は前年比57%増の3億6100万ドルで、粗利益は1億7000万ドルになったという。同社のバンキングアプリは英国、欧州、米国、日本、オーストラリアでリリースされ、当座預金、デビットカード、株取引、保険商品、プレミアムサブスクリプション、暗号通貨取引など様々なサービスを包含する金融に特化したスーパーアプリとなりつつある。同アプリの2020年末の個人ユーザー数は1450万人、法人向けのRevolut Businessを利用する企業数は50万社となっている。

原文:Revolut revenue grew by 57% in 2020

中国工商銀行と中国農業銀行、デジタル人民元と現金の交換サービスをATMで提供開始【PYMTS.com 6/20】
中国国営の中国工商銀行(ICBC)と中国農業銀行の北京支店が、デジタル人民元と現金を交換するサービスの提供を開始したという話を現地の新華財経が報道。この報道によれば、ICBCはデジタル人民元と現金の交換を全面的にスタートした北京初の銀行となり、北京市内で3000台以上のATMがこのサービスに対応。また、中国農業銀行についても王府井ショッピングエリアの10台のATMが同サービスに対応した。

原文:China-Owned Commercial Bank Allows Digital Yuan-To-Cash Conversions At ATMs

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。