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清水 亮 ryo_shimizu

新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。

音楽でノリノリになった微生物は日本酒を美味しくする

山口県岩国市に本拠を置く獺祭という日本酒がある。 日本酒のような醸造酒は、酵母といった微生物が糖分を分解し、アルコールにする過程で味の方向性が決まる。 酵母も生物である。 動物はもちろん、植物のような生物も音楽の影響を受 […]

2022.04.13

AIは、コンプレックスと苦しみの中から芸術を産む

昨日、人工生命の第一人者である東京大学の池上高志先生の研究室に遊びに行ってきた。 池上先生はここ数年、作曲家でピアニストの渋谷慶一郎氏とタッグを組んで、アンドロイド(ロボット)によるオペラを制作している。最新作「mirr […]

2022.03.26

動きが生命をつくり、錯覚が知能をつくる

東京大学の池上高志先生が上梓した「動きが生命をつくる」という本がある。 僕の周囲のエンジニア界隈では非常に話題になった本で、内容としては人工生命の起源から現在までを俯瞰した論文をまとめたもの。 池上先生といえば、人工生命 […]

2022.03.21

オフィスの価値は窓から何が見えるかじゃない。外からどう見られるかだ(WeWork)

AppleTV+がファウンデーションに続きまた野心作を発表した。 あっという間に世界中に浸透し、あっという間にトラブルが起きたジェットコースターのような起業ストーリー、WeWorkを題材とした「WeCrashed」だ。よ […]

2022.03.20

急速に接近するAIとメタヴァース、そして5G

角川アスキー総研の遠藤諭によれば、「同じ時代に急速に育った一見全く無関係なテクノロジーはある日突然合体し、強力なニューテクノロジーに変貌する」という。 この現象を生物学に例えたのが、ケヴィン・ケリーの「テクニウム」だ。 […]

2022.03.11

Googleが遺伝的アルゴリズムを簡単に扱えるEvoJAXを発表。

Googleからまた新しい技術が発表された。 EvoJAXは、ハードウェアアクセラレーションを可能とした遺伝的ニューラルネットワーク技術(neuroevolution)である。 本来、AIにおけるニューラルネットワークと […]

2022.02.15

DALL-E miniと薄目で見て想像で補完するAI

DALL-Eは、一年前、2021年1月にOpenAIが発表した「言葉通りに絵を描くAI」の名前だが、いつまで経ってもその詳細が公開されないため、世界中でクローンが生まれた。DALL-Eによって「できる」と確認された事象を […]

2022.02.13

レースを攻略するAIと、フィクション、共進化

ソニーAIとポリフォニーデジタルは、2/10発売の米誌「Nature」で、深層強化学習したAIレーサーが、人間のトッププレイヤー4人とレースをしてタイムトライアル、FIA(国際自動車連盟)公認の「FIA グランツーリスモ […]

2022.02.12

オリンピック、AI、伴走、錯覚

北京オリンピックが始まって久しいが、スポーツ観戦をする習慣のない筆者はテレビをつけても退屈なのでYouTubeばかり見ている。 そんな折、今月2日、OpenAIは新たに「Solving (Some) Formal Mat […]

2022.02.09

従業員サクセスとパートナーサクセスがカスタマーサクセスを産む、三方美人の経営新時代

最近は、ニュースサイトを開くと連日のように、会社内での不当な扱いや飲食店で店主が従業員を暴行するなどといった言語道断なニュースが流れてきて憂鬱な気分になることが少なくない。 暴行は論外としても、飲食店ではどれだけ出された […]

2022.01.24

深層強化学習AI時代の”人間”の仕事

2022年は、AIはあまりニュースの話題にのぼらないだろうと思う。 なぜならば、もはやAIを用いることは当たり前になってきているからだ。 バズワードとしてのAIは2021年で終わった感がある。 一方で、AIの仕事は、うま […]

2022.01.21

2022年のAIトレンドを探る。果たして機械に物語は作れるか?

この業界では、「AIが人の仕事を奪うとすれば、最初に仕事を奪われるのはAI研究者だ」とよく言われる。 実際、AIの分野でブレイクスルーが起きるとそれまでの研究がほとんど無駄になったように思えることがよくある。昔なら、「無 […]

2022.01.06