今回は米国の対日戦略について振り返りながら、僕がジャーナリストとしてとても大きな影響を受けた人たちのことを語ってみたい。
2023.02.01
誰もが聞いたことのある「裸の王様」の話。いかさま機織り師が大金をせしめて拵えた不思議な布地で織った服。王様も家臣も見えないものだから気が気でない。でも「馬鹿の目には見えない」などと言われているので、うっかり口に出すことも憚られる。
2023.01.31
2月19日(日曜)の14時から「専門家とは誰か 専門家と専門性の実態を問う」と題するオンラインイベントを開催します。
2023.01.30
筆者は高齢化する団地で集いの場を作り、医師による健康相談を行っている(いわゆる医療アンメットニーズを探索するという研究の一環である)。相談内容は、膝痛、腰痛、尿もれ、若いころのように元気に過ごせない、といったものが多い。
アメリカは1980年代、地球観測衛星「ランドサット」シリーズの商業化にあたって「ランドサット4/5」から新たに搭載されたセンサー「画像用放射計(Thematic Mapper、TM)」の解像度30mに合わせ、「商業販売できる地球観測データの解像度は30mまで」という政策を打ち出した。
2023.01.27
モダニズム建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエ(1886-1969年)。建築界では世界中「ミース」で通じる。20世紀後半の世界の建築と都市は、多かれ少なかれミースの提唱・実践した「ユニバーサル・スペース(均質空間と訳されることがある)」に影響を受けている。
2023.01.26
18世紀後半のイギリスで発生した産業革命が、世界史を大きく変えた出来事であったことは間違いない。その産業革命に関する一般的な見方は、現在もなお、イングランド北西部のマンチェスターで綿織物産業が急激に発展したというものであろう。
2023.01.25
第40代アメリカ合衆国大統領を務めたロナルド・レーガン(1911-2004)という人は、アメリカにおいては高い評価を受けている。高評価の理由は主に二つ。まず「ソ連との冷戦を勝利のうちに終結させた大統領」という点。もうひとつはレーガノミクスと呼ばれた新自由主義的経済政策で好景気を誘導し、アメリカ経済を成長させたというものだ。
2023.01.24
立憲民主党政調会長を務める小川淳也代議士を追った2作のドキュメンタリーを撮ったのが大島新。大島渚の息子である。父と子。二人を知る僕は、どうしてもこの二人に脈々と流れる反骨を思ってしまう。
2023.01.23
知識、記憶、情報などなど、どう呼ぶべきかは場合によるだろう。が、何であれ人が茫漠と持っている大量のコンテンツから、そのどれかをその時々の状況に関係づけ、自分ごとにして呼び出し表出させること、それは「翻訳:トランスレーション」という行為だと思う。
2023.01.20