ある「パソコンの大先生」の死 2022.07.28 今回のワタシの文章は、Web3やらメタバースやら、いまどきな話題とまったく関係のない、もっとスケールの小さい、個人的な、早い話がとてもしょぼい話題になります。一種の恥さらしとすら言って良いでしょう。話は今月半ば、自室のデスクトップパソコン(以下PC)を起動しようにも、再起動を繰り返すようになったところから始まります。
多様化する世界のDXソリューション企業をウォッチ 2022.07.25 「Modern Times DX企業研究所」では、世界の企業の最新動向から、DXが社会をどのように変革しようとしているのかを観察している。新しい記事から何本か紹介する。
防犯カメラだらけの社会で 2022.07.11 最近の事件のニュースを聞いていると(テレビがないのでラジオなのだ)、「防犯カメラの映像から容疑者を特定」という話が非常に多いので、迂闊に素顔を晒して(最近はマスクをしているが)その辺を歩いてはイカンのではないか、とも思うのである。一方で、失せモノが思いがけず見付かる、ということが増えるのかもしれない。冒頭のギターの話は犯罪とは結び付いていないが、完璧だったはずの犯罪が露見するということもあるだろう。
先行者利益、あるいは高値売り抜けという以外の価値はないのか? 2022.06.27 カネに換算しないと意味や価値がよく分からない、企業も個人も儲かってなんぼ、ということもあるだろうが、メタバースのような新しいネット上の仮想的な世界(土地的なものはいくらでも供給されうる)であっても、リアルワールド(土地は有限)の価値観に染まってしまうことによって、その魅力が急速に色褪せる、とはいえないだろうか。
Web3の「魂」は何なのか? 2022.06.01 「NFT」はともかく、「メタバース」あたりまであれもこれもWeb3だと言い立てる人がおり、定義が人によってかなりブレているのが現実です。脱中央集権(分散型)といったコンセプトよりも、何より暗号通貨周りへの投機の過熱がもたらす混乱があり、Web 2.0の提唱者であるティム・オライリーが、今の状況は間違いなくバブルであり、真価が分かるのはバブルが弾けた後、と引き気味に語るのも理解できます。
旭化成、延岡駅前にローカル5Gを検証できるラボを開設 2022.05.26 宮崎県延岡市にローカル5Gの無線環境を備えたデジタル共創ラボ「CoCo-CAFE NOBEOKA(ココカフェ ノベオカ)」がオープンする。CoCo-CAFE NOBEOKAは、延岡市が進めるJR延岡駅前再開発の一環として新たに建設された「延岡駅西口街区ビル」内に旭化成ネットワークスが開設した。
ヒョンデ、自動運転車による医薬品配送を視野にNowRxと提携 他2本 2022.05.19 掲題の他に「世界のDX支出額、2022年は約1.8兆ドルに」「インドのMeesho、DX推進でGoogle Cloudと提携」の合計3本を掲載しています。
自由なソフトウェアと抗議と倫理の「(不)可能性」について 2022.05.10 ロシアのウクライナ侵攻への抗議はテック界隈でもいろいろな形で行われましたが、少し変わったものでは、「プロテストウェア(protestware)」と呼ばれるフリーソフトウェア/オープンソースソフトウェア(FOSS)の利用があります。プロテストウェアの「抗議」は、反戦やウクライナへの支援を訴えるメッセージを表示する他愛もないレベルだけでなく、ロシアやベラルーシにあるコンピュータのファイルを消去する、要はワイパー型マルウェアと同等の動作を行うかなり物騒なレベルまでありました。
属人性と有事対応、プロセスの明確化とマニュアル化 2022.05.09 行政を中心に日本の仕事のやり方はまだまだ紙ベースでありますし、属人性も高いままです。日本人は教育レベルが高いためそれでもなんとか回っていたわけですが、ここにきて仮に日本が有事に直面した場合、従来のやり方では限界があることが目に見えてきました。
有事のDXはエストニアに学べ 2022.04.25 有事対応にあたって、日本はDXを真剣に考えなければならないわけですが、その際に参考になるのが、 これまで隣国の脅威に晒されてきた小国です。その代表的な存在がエストニアです。エストニアがデジタル化しなければならなかった理由は、ソ連に苦しめられ、現在でもロシアの脅威に晒されているからです。