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科学・技術・芸術の社会実装Social Implement of STEAM

偉大な発見には、多くの知性の協力が不可欠である

そもそも「知性」とは何か。そこにはさまざまな解釈があり、決め手となる定義がない。しかし私たちは何となく漠然と「複雑な行動を生み出す、脳に由来する何か」といった意味を了解し、「知性」という言葉を使っている。

2022.11.16

巨大な宇宙から持ち帰れるものは情報だけである:モダンタイムズ

2022年の初頭、様々なメディアが年頭に出した記事を横断検索すると、意外な位に宇宙とビジネスを結びつける記事が多かった。曰く「宇宙旅行元年」「宇宙旅行目指す」「宇宙空港に期待」「民間人も続々宇宙へ」「衛星データ利用で新たな動き」などなど。

2022.11.15

進んで止まる事を知らない科学は、かつて我々に止まることを許してくれた事がない

本稿は、モダンタイムズ編集部が、「そもそも人類の進歩とは何か。社会は今も進歩し続けているのだろうか」というテーマで科学哲学者の村上陽一郎氏にインタビューした記事の抜粋です。

2022.11.14

データの民主化から始めよ:モダンタイムズ

米国を見ると「マルチクラウド」が加速している。日本にはITのトレンドが米国よりも3年から5年遅れて入ってくることが多い。マルチクラウドは、日本でも今後さらに注目される技術の1つになるだろう。

2022.11.11

「有害である」とは効果を裏付ける評判である:モダンタイムズ

「メディア」はラテン語Mediumの複数形であり、もちろん英語でも宗教用語としては「霊媒」などの意味で使われてきた。しかし、今日的な意味の用法では1920年代にアメリカの広告業界が雑誌・新聞・ラジオを指してmass mediumと呼び、その集合名詞mass mediaが「広告媒体」として使われ始めた。

2022.11.10

「読むこと」と「書くこと」が分断したメディア環境の教育像:モダンタイムズ

メディアと接することは時間を使う。我々がメディアに接する時間は、睡眠や仕事の時間を差し引けば、平日は最大7時間ほどだろう。多めに見積もると1日の3分の1にあたる。

2022.11.09

国民社会主義(ナチズム)は、共感と合意の運動である:モダンタイムズ

フランス革命以後、つまり「長い19世紀」以来、バラバラな大衆を国民にいかにまとめあげていく政治が求められ、そのプロセスの中で人々は政治に参加することで覚える喜びを発見した。大衆が自己愛を確認できる、あるいは自尊感情を抱ける政治様式がナショナリズムである。そうした「国民主権」の政治がまさに大衆を国民化していった。

2022.11.08

その地の気候風土を体で覚えている暇はない

自然相手の仕事は、1年に1回しかその季節と季節に応じた作業を実際にやってみて学ぶことはできない。つまり、定年も過ぎてから農業などを始めたところで、練習は10回できるかどうか、なのである。趣味や家庭菜園程度ならばそれで良いだろうが、生業となるとそんな悠長なことはしていられないはずだ。

2022.10.26

デジタルでも不可欠な「身体性を帯びる道具」

DXについて考えるメディア「モダンタイムズ」に掲載の記事の中で紹介されていたYouTubeの「大工の正やん」が新旧の道具を適材適所に見事に使う仕事ぶりに見入ってしまった。

2022.10.20

目指すべきは「便利」より「快適」か?

DXを語るときに「利便性の向上」がフィーチャーされることは多い。顧客にとっての利便性、商売をする側の利便性、コスト削減など、利便性にもいくつかの側面があるが、消費者相手のビジネスのフロントエンドにおいて、利便性より重視すべきは快適性ではないか、と感じることが多い。

2022.09.29

デジタルで助かる命がある

最近、YouTubeでよく見かけるのが、「渓流釣りなどで沢に入って、急な雷雨で増水、あるいは沢に下った道をロスト、などで大変な目に遭いつつ命からがらクルマの所まで戻ってきた」という動画である。知床の渓流で熊に遭遇などというものもある。

2022.09.14

川を見ると思い出すこと

Modern Timesに掲載されている佐藤秀明氏による数々の美しい川の写真は、いろいろなことを思い出させてくれる。私自身はカヌーイストではないが、3月に亡くなった野田知佑さんの本は大好きだったし、最近だとオダギリジョー監督、柄本明主演の川を舞台にした映画「ある船頭の話」が素晴らしかった。

2022.08.24