デジタルトランスフォーメーション、略してDXという言葉がある。 この言葉から感じる違和感はとてつもないものだが、もはやこれが定着してしまったので、気持ち悪いけれども使うしかない厄介な用語だ。 筆者も仕事上の必要に迫られて […]
2020.07.26
オーケストラでは、予期せぬ事故が起こります。日本で大変有名になった話があります。かつて『題名のない音楽会』というTV番組で、司会の黛敏郎さんが、ゲストの指揮者山田一雄さんに、ちょっと聞きにくい話なのですが、と断って、公開の席上で尋ねられたことがあります。そのエピソードは、私も前々から聞いていて、本当かどうか知りたかったので、果たして山田さんはどう答えられるか、興味津々で見ていました。
2020.07.23
2020年3月、宮崎県を訪れた。菊竹清訓が設計した「都城市民会館」(1966年)の保存問題が、最初に起きたとき以来になるなので、10年以上ぶりである。あまり知られていない建築かもしれないので説明しておこう。
2020.07.22
今年は、なかなか暑くならないが(特に御殿場は、標高450mということもあってかなり涼しい)、夏が近づいてくると猛烈に食べたくなるものの一つに「冷やし中華」がある。鰻と違って定期的に切れてくる感じではなくて、この時期に2、 […]
2020.07.21
これを書いている二〇二〇年六月は、年初に始まったヴィルス禍の真っ最中です。「三密」を避けるという原則からすれば、オーケストラ活動は、まさしくそれに抵触する最たるものともいえます。ほとんどのオーケストラが、定期演奏会や予定されていたスケジュールがキャンセルされて、経営上も、また団員の音楽への構えの上でも、大きな危機にある状況です。
2020.07.16
「一見、貧乏ではないのに、やっていることが貧乏くさい」。これは、いまの日本を象徴している。逮捕されても辞職しない、離党はするが辞職はしない、など一部の国会議員の貧乏くささにはまったく辟易するが、市井の人々にも、自覚的かど […]
2020.07.16
筆者自身が、様々な事象に対する違和感を感じて前職を辞して、今の会社を作ったのが2004年。個人的な「プランB」はこの年に発動した。そこからの約14年間の経験をまとめたのが、2018年に発行した『会社をつくれば自由になれる […]
2020.07.15
「新教養主義的・トークイベント」第4回は【徹底討論】ハナムラチカヒロ『インターローカリズム時代のメディアの作り方』としました。「グローバリズムから「インターローカリズム」へが非常に重要な視座を提供している、と感じた私(竹田:WirelessWireNews発行人)が、「これ、もう少し詳しく説明してほしい」と思ったことがきっかけです。
2020.07.11
アメリカの「H-1B」ビザ制限は大変な問題になっています。ここまで厳しい制限に踏み切ったのは、かなりの驚きでした。 制限は短期間になるかもしれませんが、これはアメリカにとって大変大きな打撃になるはずです。なぜなら、H-1 […]
2020.07.11
ジョン・ヘンリー・マッケイ(John Henry Mackay, 一八六四~一九三三)という人がいます。あまり日本では知られていないと思いますので、少し詳しく紹介してみましょう。名前からすれば、誰もがイギリス人だと思うのではないでしょうか。
2020.07.09