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郷土史とは、科学的な検証に耐えられない物も含めそこに生きる人たちのアイデンティティである

私は静岡大学で、主に日本の江戸時代から明治初期にかけてのメディア状況と事実表現について研究してきた。授業では所謂江戸戯作を中心に、「近世文学」を材料にすることが多い。

2023.02.07

安全保障市場と地球観測の技術

ハッブルは、米航空宇宙局(NASA)の、「赤外線からガンマ線に至る、広い波長域の光で宇宙を観測する巨大宇宙望遠鏡群を宇宙に打ちあげ、運用する」という「グレート・オブザバトリー」計画の一環として、可視光領域での観測を担当する宇宙望遠鏡として開発された。

2023.02.06

映画「ドリーム・ホース」で描かれる競馬の本質 競馬は買わなきゃ当たらない(2)

英国の実話をベースにした映画「ドリーム・ホース」を観てきた。久しぶりにじわっと沁みる佳作だった。

2023.02.03

彼女たちはなぜ大工になったのか 女性職人とのダイアローグ

国は、複数の大工技能者関係機関が連携して実施する大工技能者の技能向上のための研修活動や大工技能者が能力・経験に応じた処遇を受けられる環境整備の取組等に対する支援を実施している。そして年に1度、その支援を受けた全国各地の大工技能者関係機関等が一堂に会して成果発表を行う機会がある。

持続可能な社会を創造するために現場で求められるテクノロジーとは

持続可能な社会を作り上げるために必要なテクノロジーとは。センシングや伝送、解析といったコアテクノロジーが不可欠であるだけでなく、現場で活用するためのソリューションを生み出すテクノロジーも求められる。

2023.02.02

現代の「キャリバン」たちへ

2019年に逝去した作家の橋本治は共著も含めると200を超える著書を残した。だがその多くは現在、絶版あるいは入手困難である。本連載は、そうした橋本の旧著を再読し、その思想をあらためて描き出そうとするものである。

「山川学校」で学んだこと。田中角栄と宮澤喜一、二つの対米観

今回は米国の対日戦略について振り返りながら、僕がジャーナリストとしてとても大きな影響を受けた人たちのことを語ってみたい。

2023.02.01

ノキア、スペイン主要鉄道ターミナルへの5G導入で現地のCellnexと協力

スペインの国営鉄道インフラ事業者であるAdif(Adif Alta Velocidad)は、ノキアおよび現地通信インフラ事業者のCellnexとローカル5G・パブリック5G網構築に関する2,050万ユーロ(約29億円)の契約を結んだことを発表した。

2023.01.31

分析のいきつくところ

誰もが聞いたことのある「裸の王様」の話。いかさま機織り師が大金をせしめて拵えた不思議な布地で織った服。王様も家臣も見えないものだから気が気でない。でも「馬鹿の目には見えない」などと言われているので、うっかり口に出すことも憚られる。

オンラインイベント「専門家とは誰か 専門家と専門性の実態を問う」 2月19日(日)14時スタート

2月19日(日曜)の14時から「専門家とは誰か 専門家と専門性の実態を問う」と題するオンラインイベントを開催します。

2023.01.30

AIの品質管理は人間の仕事

既に莫大な数のユーザーが使用しているChatGPTですが、様々なテキストを非常に自然な形でアウトプットしてくれるので、表計算のアウトプットの効率化や自社のシステムに埋め込んで使っている方もいらっしゃるでしょう。

予防できない認知症。自分を疎外するのは、老いや死を受け入れない態度である

筆者は高齢化する団地で集いの場を作り、医師による健康相談を行っている(いわゆる医療アンメットニーズを探索するという研究の一環である)。相談内容は、膝痛、腰痛、尿もれ、若いころのように元気に過ごせない、といったものが多い。