「ものづくり人」の世界こそが文化の基層である
高校時代に「それはおかしいやろ」と思った先生の一言を思い出す。同級生たちがそれなりに考え、工夫した文化祭の出し物や展示を見た担任の先生が「君たちの『文化』は文化住宅の『文化』やなあ」と仰ったのだ。
2023.01.17
多幸症的な幻想を振りまくことのできない時代に万博を開催するということ
一般に万博というと、だだっ広い満艦飾の会場に多くのパビリオンが林立し、参加各国による観光と物産の展示や大手企業による最新技術の展示が繰り広げられている光景を連想する人が多いだろう。
2023.01.16
上座とは、時間を流す装置である
建築において、日本は中国とは違う国から深い影響を受けている。私はこれを言葉の来た道から考察してみた。
2023.01.13
機械のアニミズム
アニメ「風の谷のナウシカ」は、特別に漫画やアニメが好きな人でなくても、この作品を視聴したことのある人は多いはずだ。
2023.01.12
インチキAIに騙されないために
「AI」は現状、関連性はあるがかなり異なる多くのアプリケーションを総称するアンブレラタームですが、不確実性や曖昧さが少ないアプリケーション、もしくは囲碁のようなルールが明確なゲーム分野では大きな進歩を遂げています。
2023.01.11
トレンドマイクロ、5G/ローカル5G向けサイバーセキュリティの小会社を設立
トレンドマイクロは、エンタープライズ向けの5Gネットワークセキュリティにフォーカスした新たな小会社「CTOne」の設立を発表した。
企業の価値は存続にある
ファミリービジネスは、大昔から現在まで企業形態の中核を形成してきた。なぜかというと利潤の最大化ではなく、事業の永続性こそが最大の目的となるからである。
朽ちる現代アート
砂澤ビッキの「四つの風」という彫刻作品は、札幌芸術の森野外美術館にあるが、現在この作品は風雪の影響で三本が朽ちてしまい、残り一本だけが残っている。
2023.01.10
1週間先の天気を見通せない理由
毎日のように週間天気予報をチェックしていると、気づくことがある。それは、先のほうの予報は結構コロコロ変わっていくということだ。
2023.01.06
1年の始まりは「金杯」ではない 競馬は買わなきゃ当たらない(1)
どんなに完璧な予想をしても、馬券を買っていなければ払い戻しは受けられません。馬券の的中だけが競馬の楽しみではないとはいえ、それが競馬の楽しみの大きな要素の一つであることは間違いないことです。そういうわけで、本稿のタイトルには「競馬は買わなきゃ当たらない」としています。そしてこれは、競馬やギャンブルに限った話ではないとも思うのです。
2023.01.05
知性の錯覚 ChatGPTの先にある「すべての人々が賢くなった世界」でおきること
会話するように知識を引き出せるChatGPTと、言葉を支持するだけでプロ並みの絵を描くStableDiffusionは、これまでAIに直接触れることができなかった人たちも直接AIに触れることができ、その威力を実感できると […]
仏通信規制当局、新たな5Gユースケースのテスト向けに25件のローカル5Gライセンスを付与
仏通信規制当局のArcepは、過去10カ月で25件のトライアル向けローカル5Gライセンスを国内の事業者に付与したことを発表した。製造業、エネルギー、ヘルスケアなど多様な業界の事業者が国内の複数地域でトライアルを実施しているという。
2022.12.28