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インフラ美学のすすめ

科学技術社会学(STS)の分野において、目に見えて派手に展開する新興テクノロジーだけでなく、その背後に隠れて地道に社会を支えているさまざまなテクノロジー、すなわちインフラ技術の働きにも目を向けようと提唱したのは、スター(S.L. Star)である。

2023.02.21

西洋中心主義者には見えない、中世の立役者

マルティン・ルターがカトリック教会の腐敗に対して発表した95箇条の論題をきっかけとして宗教改革がはじまり、世界史は大きく変わった。一般的にはそう考えられることが多い。

2023.02.20

ヴァーチャル世界が拡大する時代に、共感覚的な体験は作れるか

大正時代は、近代化を目指す日本において政治・経済・文化が大きな変貌を遂げようとした激動の時代である。東京や大阪などの都市では、西洋建築物が増え始め、自動車や電車が路面を走り、洋装が流行り始めた。

2023.02.17

新しいコミュニティを実現するために

そもそもコミュニティとは何だろうか。コミュニティには大きく分けて二つの型がある。「農村型コミュニティ」と「都市型コミュニティ」である。

2023.02.16

ノキア、ローカルLTE/5Gテスト施設の機能を拡張

ノキアは、「Lab-as-a-Service(LaaS)」ソリューションを提供する同社のローカルLTE/5Gテストラボ施設の機能を拡張することを発表した。

2023.02.15

アスタナ万博で放たれたタイの異彩。「万博思考」はこうして生まれる

以前「岡本太郎とデザイン」について取り上げたとき、私は岡本の仕事をデザイン思考という観点から論じた。実際に岡本のいくつかの作品について見てみると、その制作プロセスは多くの点でデザイン思考のそれと共通していた。

2023.02.15

民間にチャンスをもたらす「小型化」と「拡張性」

なにか宇宙に物体が浮かんでいる。それだけでは衛星ではない。では、それが人の手の加わった人工物体ならいいのか。いや、そうでもない。宇宙空間にあるだけなら、そもそも道具としての意味がない。

2023.02.14

ものづくりの豊かさを多くの人に開いていくために

日本の建築・都市の基層をなす大工等の「ものづくり人」の世界。それが持続不可能なほどに痩せ細っている。みんな気づいている筈なのに、有効な手を打てずにいる。

2023.02.13

ブログメディアで頑固一徹に著作権の問題をえぐるグリン・ムーディの尊さ

今回はこのご時勢にブログを書き続け、気を吐いているWalled Cultureのグリン・ムーディを取り上げたいと思います。グリン・ムーディの名前を聞き、懐かしいと思うインターネット老人の方もいますでしょうか。

2023.02.11

50年前のソ連・モスクワを振り返る 東側陣営のベールをめくる

2022年1月1日、私は数年ぶりに祖父母の家を訪ねた。ちょうど家の大整理中だったらしく、約10年前に亡くなった祖父の遺品が次々と見つかった。その中で発見されたのが1972(昭和47)年に兵庫県が実施したソ連・西欧諸国の研修旅行の旅行記であった。

2023.02.10

ロシアの侵攻で脱炭素は進む。欧州に働くもうひとつのロジック

これまで、脱炭素の真の定義等について説明してきたが、実は私はエネルギーアナリストであり、脱炭素の専門家ではない。エネルギー供給(石油や天然ガス、石炭、原子力、再生可能エネルギーなど)の調査や、使う側(自動車や空調システム等)の研究を通して、エネルギーの循環を俯瞰して見てきた立場である。

2023.02.09

「AI を監視する AI」が DX 実現に立ちはだかるカベをクリアする

AIは現実社会の課題解決に有効な技術だが、一方で多様なハードルがあり、上手く成果が得られないことも多い。その1つが1つは、AIの開発に必要な学習データの取得や整理に時間と手間がかかることだ。

2023.02.09