モバイルWiMAXのサービスを全国規模で提供するUQコミュニケーションズは、来る7月1日に開業1周年を迎える。それに先立ち、6月7日に開業1周年イベントを都内で開催した。UQコミュニケーションズの今後の成長戦略を披露した。
2010.06.08
電気通信事業者協会(TCA)は6月7日、2010年5月末の携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。5月はソフトバンクが25万1100の純増。iPadの発売などもあり、依然として好調ぶりを示した。純増数ではNTTドコモが次いで11万3200、イー・モバイルが5万5800で3位。
スイス市場で首位になる計画を諦めたフランステレコムが、新CEOの下で、アフリカや中東など新興国市場での成長に視野を入れ、買収のターゲットを物色し始めるようだ。
2010.06.07
アイ・エム・ジェイは6月3日、スマートフォンやiPadのユーザーをターゲットにした集客パッケージサービスの提供を開始した。「スマートリーチ」と呼ぶ広告パッケージサービスで、消費意欲の高いスマートフォンやiPadのユーザー層への訴求を狙う。
次世代マルチメディア放送には、NTTドコモ陣営の他、KDDI陣営が米クアルコムの技術「メディアフロー」(MediaFLO)での参入を目指している。KDDI陣営は6月3日にコンテンツ配信に向けた企画会社の設立を明らかにしたばかり。NTTドコモ陣営の動きも含めて、参入できる1つの枠をめぐっての攻防が激化してきた。
地上波のテレビ放送がデジタル化されるということは、現在利用しているVHFの周波数帯が空くことになる。この帯域の一部を、携帯端末向けの次世代マルチメディア放送に使うことが決まっている。そこに参入できる1社の選定のためのアピール合戦が加速している。
アップルは、iPadのネットワークを日本で提供するパートナーとして、iPhoneに引き続き、ソフトバンクモバイルを選んだ。SBMはiPadの発売でますます増大するトラフィックにどう対応するのか。SBMが進めている計画と現在の状況について、SBMへの取材も交えてお伝えする。
2010.06.04
日本でのiPad 3Gは、結局、SBM のSIMロックモデルで出ることになりました。全世界で同じものを提供するというアップルのやり方からみると、きわめて異例のことだと思うのですが、なぜアップルが日本でだけこういう特例を認めたのだと思われますか?
通信事業社の収益の基本は月額基本料金の収入だと思います。あとは、土管の部分を上手く売って、MVNOとかで広げていくことでしょうか。他には、これまでになかった領域の通信デバイスを自分達で提案して、メーカーと競合しない形で新しい市場を作っていくという方向性もあるかもしれない。
通信事業者として、と考える時に難しいのが、通信事業者単位の発想では、日本にしか目が向かなくなってしまうことですね。既に3Gの電話が1億台以上あって、既に飽和している市場です。そこに対して、これからものを作っても、かなりドラスチックに違うものじゃないと、売れることはない。