NTT東日本も日本通信も、自社が設備を持って3G通信を提供している事業者ではない。こうした事業者までもが、3G通信とWi-Fi機器をつなぐモバイルルーターを続々と提供するようになってきている。
2010.05.18
ギガビットクラスのワイヤレス通信技術の普及促進を目指すワイヤレス・ギガビット・アライアンス(WiGig)は5月10日、最大7Gbpsの超高速データ通信の仕様を明らかにした。WiGigのメンバーは、ロイヤリティーフリーで仕様を利用して超高速データ通信機器の開発が可能になる。
2010.05.12
NECはRFID機能を搭載した携帯電話で利用するクラウドサービスへの取り組みについて発表した。モバイルクラウドサービスとの位置づけで、2010年度内の提供開始を目指す。NECはサービスの実現に向けて、携帯電話にRFID機能を搭載するためのSDカード型のRFIDリーダー/ライターと、モバイルクラウドサービスの双方を開発する。
日本通信は、携帯電話や無線通信の事業者を支援する新しい事業「MCNE」を開始すると発表した。通信事業者がサービスを提供する際のインフラを日本通信が提供して運営を支援する。第一弾として、地域WiMAX事業者を支援するサービスの提供を開始する予定である。
2010.05.10
NECは5月7日、シンガポールテレコムが実施する次世代携帯電話「LTE」のフィールドトライアルに参加することを発表した。シンガポールテレコムは、シンガポールを拠点にして東南アジアやオーストラリアの通信事業者を参加に持つアジア最大級の通信事業者。加入者は2億8500万人以上という。
NTTドコモは4月28日の決算発表の席上で、今年の12月にサービス開始を予定している次世代サービス「LTE」(Long Term Evolution)の詳細について明らかにした。周波数の利用効率を高められるLTEを導入することで効率的なネットワーク作りを進め、顧客満足度を維持したい考えだ。
2010.05.07
現在の米国携帯市場は、市場の大半を占める大手4社とその他の零細キャリアから成る。元々は地域別をベースに多数のキャリアが存在したが、買収統合を繰り返して今の形となっている。大手4社の中でもそれぞれ3割のシェアを占めるAT&Tとベライゾン・ワイヤレスは、固定電話も持つ総合キャリアであるが、採用している無線通信の方式や端末戦略などは大きく異なっている。
2010.05.06
シスコシステムズは2010年2月9日に「Cisco Visual Networking Index:全世界のモバイルデータトラフィックの予測2009〜2014年アップデート」を発表した。これはビジュアルネットワーキングアプリケーションが世界中のネットワークに及ぼす影響を追跡し、予測することを目的としている。
現在進行中のインドでの3G向け周波数帯オークションでは1074.9億ルピー、またドイツの4G周波数帯オークションでは19.1億ユーロの入札金額がそれぞれ出てきているようだ。
マレーシアでは2011年にLTE免許をオークションで3社に割り当てる。WiMAXでの反省を踏まえて既存事業者に限定する模様。
2010.04.30