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インフラ

a2network、SIMロックフリーのポケット無線ルーターを発売

a2networkは4月5日、米Novatel Wireless社製のポケット無線ルーター「MiFi 2372」を4月から国内で販売することを発表した。SIMロックフリーの端末で、国内外の事業者のSIMカードを挿すことでデータ通信が可能になる。

2010.04.07

NTTドコモ、下り最大384kbpsのパケット通信が可能な衛星電話サービスを開始

NTTドコモは、衛星電話サービス「ワイドスターII」を4月12日に開始すると発表した。ワイドスターIIは、従来のワイドスターと同じく、日本全土および日本沿岸から200海里をサービスエリアとする衛星電話サービス。音声通話だけでなくパケット通信も提供。専用の「衛星可搬端末01」も同日から提供する。

KDDI、800MHz帯の周波数再編に伴い「CDMA 1X」などのサービス終了へ

今回の措置は、総務省による「周波数の再編方針」に従うもの。同方針では、2012年7月24日までに、au携帯電話が利用している800MHz周波数帯の電波について現在の利用方法が変更されることになっている。そのため、再編後の割り当て周波数に対応していないau携帯電話は、周波数再編完了後利用できなくなる。

2010.04.06

バーレーンでのLTE実証テスト、下り70Mbpsを記録

バーレーンの携帯通信会社ザインが実施中のLTE実証テストで、下り速度70Mbps、レーテンシー15ミリ秒を記録したと発表。

NEC、NTTドコモにLTE向け無線基地局を出荷

出荷した無線基地局は、従来のNECの3G基地局と比べて4分の1程度まで小型化を進めた。NECでは、最先端のデバイス技術を取り入れることで小型化を実現できたという。さらに、高性能なプログラマブルプロセッサを採用し、標準規格の改定などにソフトウエアの書き換えで対応できるように設計した。

2010.04.05

UQ WiMAX、全政令指定都市と全県庁所在地にエリア拡大

UQコミュニケーションズは、WiMAXサービス「UQ WiMAXサービス」のエリアが2009年度末に全政令指定都市、全県庁所在地の中心部に拡大したことを発表した。UQ WiMAXのサービスエリアに新しく加わったのは、宇都宮市、新潟市、堺市、奈良市、和歌山市、鳥取市、山口市、鹿児島市、那覇市の合計9市。

ケニアのサファリコムが4Gテストを計画 – LTEを採用か

ケニア最大の携帯キャリアであるサファリコムが2010年末までに4Gのテスト実施を計画。未発表ながらLTE採用と予想される。

シンガポール政府、4G向けパブリックコメント募集を開始

シンガポール政府が2015年の2.3GHzと2.5GHzの再割当について意見募集を開始。また通信キャリアのM1やSingTelはLTEのトライアルを実施中。

2010.04.02

ソフトバンク、1.5GHz帯のLTE実証実験で70Mbpsを達成

ソフトバンクモバイルは3月31日、次世代携帯電話システムのLTE(Long Term Evolution )の実証実験で、下り最大約70Mbpsのスループットが得られたと発表した。実験で使用した伝送帯域幅は10MHzで、LTEの最大帯域幅20MHzの半分に相当する。

イー・アクセスとイー・モバイル、経営統合は7月1日に

イー・アクセスとイー・モバイルは2010年3月31日、両社が7月1日に経営統合することを発表した。両社は、2009年12月7日に経営統合に関する基本合意書を締結していた。このたび、株式交換によりイー・アクセスがイー・モバイルを完全子会社化することとその日程が決定した。

なぜ、にわかにTD-LTEに注目が集まっているのか – 次世代通信方式をめぐる議論の潮流

「LTEかWiMAXか」の議論から、同じLTEでも「TDDかFDDか」という議論へと、次世代通信規格についての議論のテーマが変化してきているようだ。

世界の概況(1)コモディティ化する携帯電話と変化する市場構造

加入者数だけでなく収益にまで目を向けると、先進国間でも異なる市場の様相が数字で見えてくる。連載の最初にあたり、おおまかな世界観を把握するために、まず世界全体の簡単な統計を見ながら、携帯電話がどのように変遷してきたのかをおさらいしてみよう。

2010.04.01