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ソフトバンク、1.5GHz帯のLTE実証実験で70Mbpsを達成

2010.04.02

Updated by WirelessWire News編集部 on April 2, 2010, 11:40 am JST

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(cc) Image by Mauro Parra-Miranda

ソフトバンクモバイルは3月31日、次世代携帯電話システムのLTE(Long Term Evolution )の実証実験で、下り最大約70Mbpsのスループットが得られたと発表した。実験で使用した伝送帯域幅は10MHzで、LTEの最大帯域幅20MHzの半分に相当する。

実験は、ユビキタス特区プロジェクトとして福岡県北九州市八幡東区で行われた。3つの実験用基地局を設置し、実際の屋外の無線環境でLTEのスループットを確認した。基地局および移動局には最大2つのアンテナを使い、MIMO(Multiple Input Multiple Output)方式でスループットを高めた。

実証実験ではさらに、「光張出し基地局構成」と「複数基地局協調伝送方式」の基礎実験も実施した。光張出し基地局構成は、複数の基地局の装置本体は1カ所に集中させてアンテナだけを異なる場所に設置するもの。これにより施工や運用のコストの低減が期待できる。さらに基地局設備が集中していることを利用して、隣接する基地局同士が協調して移動局との送受信を制御する「複数基地局協調伝送方式」も採用した。協調伝送により、エリアの境界領域などでスループットが大幅に向上することが確認できた。

【報道発表資料】
1.5GHz帯におけるLTEシステム実証実験において、下り最大約70Mbpsのスループットを達成

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