次世代のワイヤレス通信サービスの担い手として注目されているのが、第3.9世代(3.9G)とも第4世代(4G)とも呼ばれる携帯電話方式「LTE」(Long Term Evolution)である。国内ではLTEを使ったサービスがNTTドコモから提供されている。2010年12月24日に提供が始まったばかりの「Xi」(クロッシィ)がそれだ。この記事では、商用サービスの開始から4カ月あまりが経ったXiの現状や、今後の展開計画などについて整理していく。
2011.04.22
スマートフォンに代表される新しい無線通信端末が普及してきたことで、ワイヤレス通信の環境は大きく変化してきている。その環境変化を端的に言い表すと、「今後はトラフィックが急増するにも関わらず、事業者が得られる収入はそれほどには増えない」ということになる。LTEはそうした状況に対する切り札として期待されている技術である。
KDDIおよびグリーは2011年4月22日、Android関連ビジネスのベンチャー企業を支援する米国の投資ファンドに出資すると発表した。投資ファンドは、米DCMが設立する「A-Fund, L.P.」出資額はそれぞれ総額で2500万ドル(約20.5億円)に上る。
イー・アクセスは2011年4月21日、10分以内の国内通話が月300回まで無料になるオプション「通話定額オプション」を4月27日に提供開始すると発表した。月額1400円の定額を支払うことで、携帯電話、PHS、IP電話含む固定電話への10分以内の通話が無料の対象となる。
ソフトバンクモバイルは2011年4月21日、海外でパケット通信を定額で利用できる「海外パケットし放題」の利便性を高めるために、Androidアプリの提供を開始したと発表した。また、同日から海外パケットし放題の利用可能エリアに7か国を追加した。
2011.04.21
KDDIと京セラは2011年4月21日、au携帯電話「W42K」の電池パック交換を改めて呼びかける発表を行った。W42Kを携帯電話としては解約後、時計機能などで利用していたユーザーから21件目の事故の申告があったことから、ユーザーに交換を再度依頼した。
NTTドコモは2011年4月19日、法人市場でのスマートフォン利用の拡大に伴い、スマートフォンをセキュアに使えるようにする「スマートフォン遠隔制御サービス」を提供すると発表した。4月25日に提供を開始する。専用のWebサイトから、遠隔制御でスマートフォンの操作や設定が可能になる。
2011.04.19
KDDIは2011年4月19日、電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」の提供を4月20日に開始すると発表した。auのAndroid搭載スマートフォン向けに提供するサービスで、開始時には約3万点のコンテンツを用意する。
福島第一原発事故補償費用の捻出の為にあらゆる非中核資産を売却するとの4月17日の東京電力記者会見を受け、東電が保有するKDDI株も売却されると報じられている。本稿では、売却が行われた際の影響について考察する。
今回は、前回に引き続き月次契約者数の動向を今年度Xi加入者計画5万件に対しての進捗状況のモニタリングをすると共に、少し古い話になるがMWC(Mobile World Congress)にて明らかになった、ソフトバンクモバイル(SBM)のLTEなど次世代戦略と今冬にも割当先が付与される見込みの、700Mhz/900Mhz帯の割当てに際しての与件事項について考察したい。