ソフトバンクモバイルなど8社は2010年12月8日、Android端末を使った非接触ICによる決済の実証実験を2011年1月中旬から開始すると発表した。NFC(Near Field Communication)技術を使い、国際標準規格に準拠した方式を採用する。実験により、サービスソリューションを検討するとともに、国際標準のモバイルNFCサービスの実現を目指す。
2010.12.09
電気通信事業者協会(TCA)は2010年12月7日、携帯電話・PHSの事業者別契約数の統計を発表した。今回のトピックとして、モバイルWiMAXサービスを提供するUQコミュニケーションズの純増数がイー・モバイルを抜いたことが挙げられる。携帯電話の首位は11月もソフトバンクモバイルで、3月のPDC停波による純減のあとは8カ月連続で他を圧倒する首位に立っている。
2010.12.08
ソフトバンクグループのWireless City Planning(代表取締役社長:孫正義氏)は2010年12月7日、総務大臣から2.5GHz帯の特定基地局の開設計画などの地位をウィルコムから継承する申請が許可されたと発表した。これは、ウィルコムの更生計画の一環の措置。既存のPHS事業はソフトバンクグループが買取、XGP事業は新会社が継承することになっていた。
KDDIは2010年12月6日、auのAndroid搭載スマートフォン向けに「リモートデータ削除 for IS series」の試験提供を同日に開始したと発表した。万が一、スマートフォンを紛失したり盗難に遭ったりした際に、遠隔操作で端末内のデータを削除することなどが可能になる。
2010.12.07
ソフトバンクモバイルは2010年12月6日、ユーザーの海外利用の利便性を図るための2つの発表をした。ひとつは、旅行会社のエイチ・アイ・エス(H.I.S.)の海外店舗で充電サービスを開始すること。もう1つは、「海外パケットし放題」の利用可能国を6カ国増やすことである。
イー・モバイルは2010年12月3日、Android 2.2をOSに搭載したスマートフォン「HTC Aria」」(S31HT)を12月17日に発売すると発表した。またHTC Aria専用の料金プラン「スマートプラン」「スマートプランライト」を端末の発売と同日に提供開始する。
2010.12.06
師走早々に初頭の嵐に見舞われた日本列島に、もう1つ久しぶりの嵐が吹いた。再建の道を探っていたウィルコムが、再建計画の認可決定を機に攻勢に出たのだ。このほか、イー・モバイルは新スマートフォン「HTC Aria」の、シャープは電子書籍リーダー「GALAPAGOS」の、発売日をそれぞれアナウンスした。先週のトピックをまとめてみよう。
日本通信のSIMフリー端末向けSIM製品の販売促進の動きが活発だ。今週だけでもすでに3件のSIM製品に関する発表を行なっている。2010年10月19日に「コンシューマ市場へのシフト」を明言してからの動きはスピーディで、好機を逃さないようにとの意気込みが表れている。
2010.12.03
NTTドコモは2010年12月2日、携帯電話を長期間利用しないユーザーに提供していた「利用休止」の手続きを2011年3月31日をもって終了すると発表した。3G携帯電話サービスのFOMAと2G携帯電話サービスのmovaが対象となる。
UQコミュニケーションズは2010年12月1日、日立製作所製の超小型WiMAXの運用を同日から開始したと発表した。小型であることを生かして、これまで以上にきめ細かいエリア展開を可能にする。
2010.12.02