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市場・統計

欧州編(1)EUが大きな役割を果たす欧州携帯電話市場

欧州は世界の人口の約10%を占める巨大な市場であり、言葉、文化、宗教の異なる42カ国から構成される地域である。このような数多くの国から構成される欧州は、陸続きで移動が容易でありながら制度が国ごとに異なり、携帯キャリアも国ごとに別々に存在するという、北米やアジア市場とは異なった特徴が存在する。欧州編第一回では、欧州市場の概要と、欧州を理解する上で重要なEUの役割を説明する。

2010.07.22

インドや台湾でデュアルSIMハンドセット急成長中

2枚のSIMカードを電話機の中に装着でき、2つの携帯サービスに対して待ち受け(スタンバイ)状態になることができる「デュアルSIM-デュアル・スタンバイ」のハンドセットがインドや台湾で売れ始めている。従来は非公式な改造品が主流だったが、2010年になってからはLG電子、サムスンなどの大手携帯メーカーが製品を投入しており、ノキアも続く見込みだ。

発売から約3週間に量販店店頭で一番売れたiPadはWi-Fi+3Gの64GBモデル

BCNは2010年6月23日に、加盟店のPOSデータによるiPad発売からおよそ3週間分の累計販売台数を集計し、モデル別に発表した。その結果Wi-Fi+3Gの64GBモデルが38.0%で最も多かった。

2010.07.21

テレフォニカ、ブラジルセルの株式買い取りを断念

スペインのテレフォニカは、ポルトガル・テレコムの持つブラジルセル株買い取りを断念した。74%の株主がテレフォニカの提案を受け入れていたにもかかわらずポルトガル政府が拒否権を行使したことに対し、欧州司法裁判所がこれを不当とする判断を示しており、行方が注目されていた。

アップル、第3四半期決算 – 前年同期比で売上61%増、利益78%増

同四半期の製品別売上台数は、Mac 347万台(前年同期比33%増)、iPhone 840万台(同61%増)、iPod 941万台(同8%減)、iPad 327万台だった。

ワンセグの視聴測定実験をビデオリサーチが実施へ

ビデオリサーチは、国内初のワンセグ放送の視聴測定実証研究を行う。2010年7月24日に放送する東海地区地デジ化推進イベント番組の「BigWave2010『地デジでシアワセ!』」(13:30〜14:55)で、データ放送を使った実証研究を実施する。

「外資としては国内最大の通信インフラベンダーへ」ノキア シーメンス広報担当者がコメント

ノキア シーメンス日本法人の広報担当者は、報じられているモトローラの通信機器部門買収により、日本のノキア シーメンスが外資として国内で最も大きな無線インフラベンダーになる見込みであるとコメントした。

2010.07.20

ボーダフォン、ナビゲーション市場から密やかに撤退

英ボーダフォン(Vodafone)グループは、7月15日(現地時間)、「オープンソース・イノベーションへの貢献を示す」というタイトルのプレスリリースを自社サイトに掲載した。端的に言うと同社がナビゲーション事業から事実上撤退を表明したということのようだ。

ノキア シーメンス、モトローラの通信機器部門を現金12億ドルで買収へ

この買収が成立すれば、ノキア シーメンスはチャイナ・モバイル、ベライゾン、スプリント、KDDIなど、モトローラの顧客50数社を引き継ぐことになる。

[先週の動き]将来ビジョンや海外サービス展開、キャリアの動きが顕在化

子供たちの夏休みを目前に控えた1週間、通信業界では大規模な展示会「ワイヤレスジャパン2010」の開催もあり、ニュースには事欠かなかった。中でもキャリアの動きが多く見られたことが特徴。最近ではiPadやiPhoneなどの端末の話題に押されがちだったが、インフラを提供するキャリアが存在感を示した。

日本のスマートフォンユーザーのスマートフォン利用時間は1日平均79分

日本のスマートフォンユーザーは、購買意欲が高くて、メディアへの接触時間が長い。スマートフォンの利用者と非利用者を比較した調査から、こうした結果が導かれた。調査はサイバー・コミュニケーションズがビデオリサーチインタラクティブと共同で実施したものだ。大きく3つの特徴が浮かび上がった。

テンキーが思い出になる日

携帯電話機からキーパッド(テンキー)が消えていくという予測を英国の調査会社が発表した。携帯電話のほぼ100%が12個の数字キーを物理的に実装していたが、2015年には43%にまで減少するという。

2010.07.16