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インドで3GとBWA用周波数帯のオークション - 巨大市場に3G時代到来へ

2010.03.23

Updated by WirelessWire News編集部 on March 23, 2010, 13:55 pm JST

インドで始まった3GとBWA (Broadband Wireless Access)のオークションでは、初日となる3月15日には応札者が1社もなく、Bharti Airtel、Reliance Communications、 Tata Teleservices、Vodafone Essarなどの主要通信キャリアは、最終日の19日に手を挙げるものと見られている。

新たにAircelやUninorなどもインド全国向け周波数帯に名乗りを挙げそうだが、より激烈な競争が予想されているのは、インドの「サークル」限定の周波数帯なのだそうだ。

インドには4段階のサークルがある。一番上が人口密集地の「メトロ(Metro)」で、ムンバイ、ニューデリー、コルカタ(旧称カルカッタ)の3大都市。次にグジャラートなどの都市圏を含む5つのエリアがAサークル、それより小規模な都市を含む8つのエリアがBサークルで、残りの地方が6つのCサークルで、全土が22のサークルに分けられている。当然ながら人口の多い(設備の投資効率のよい)地域に多くの応札者が殺到するものと予想されている。

オークションにかけられている周波数帯は、3G/W-CDMAでは2.1GHz帯(5MHz幅のペア)で、BWA/WiMAX用が2.6GHz帯(20MHzのブロック)。応札には携帯事業の運営経験や、インド資本の比率などの条件がある。また、1つのサークルで1つのスロットにしか応札できないから、特定の企業があるサークルを独占することはできない。

このオークションで割り当てられるライセンスは20年間有効で、3Gの周波数帯は9月1日から、BWAはオークション結果の判明後ただちに割り当てられる。インド政府は2008年8月に、同年末までにオークションを実施するとしていたが、軍部との調整や金融危機などから実施が延期されていた。(幸野百太郎)

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