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日立とKDDI、総務省の委託研究成果としてUHF帯のRFIDリーダー/ライターを搭載したユビキタス端末を開発

2010.07.13

Updated by WirelessWire News編集部 on July 13, 2010, 10:10 am JST

日立製作所とKDDIは2010年7月12日、携帯電話にUHF帯のRFIDリーダー/ライターを搭載したユビキタス端末を共同開発したと発表した。KDDIの法人向け携帯電話「E05SH」に、日立が開発した超小型で低消費電力のUHF帯のRFIDリーダー/ライターを搭載したものである。

この開発は、総務省の委託研究として2008年度から進めている「ユビキタス端末技術の研究開発」プロジェクトの成果である。KDDIは5月に、RFID対応の携帯電話の開発を表明。2010年度中に商用端末として提供を開始するとしていた(関連記事:KDDI、RFIDリーダー/ライター機能を実装できる携帯電話を開発)。今回のRFIDリーダー/ライター搭載のユビキタス端末は、5月に発表した開発の一環である。

日立は、専用のICチップとアンテナ内蔵モジュールを技術開発し、RFIDリーダー/ライターを携帯電話に実装できるまで小型化し低消費電力化を達成した。アンテナ内蔵モジュールは、パッシブ型とアクティブ型の両補に対応可能。パッシブ型では国際標準規格の「ISO/IEC18000-6 TypeC」に対応し、国内外での利用が可能になる。KDDIは携帯電話のソフトウエアの機能拡張とRFIDタグの読み書きを制御するミドルウエアを開発した。

RFIDリーダー/ライター機能を実装したユビキタス端末を使うことで、屋外設備の管理や保守、店舗内での商品棚卸、子供や高齢者の見守り、観光地での情報提供など多くの用途が見込めるという。日立とKDDIは2010年度に実施する実証実験に向けて、このユビキタス端末の機能・性能、社会からの受容性などを評価していく計画である。

ユビキタス端末の利用イメージ
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【報道発表資料】
総務省「ユビキタス端末技術の研究開発」プロジェクトの成果として日立とKDDIが携帯電話にUHF帯RFIDリーダ/ライタを搭載したユビキタス端末技術を共同開発

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