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米国で「ホワイトスペース」開放が決定 - 強力な無線ブロードバンド網実現に期待

2010.09.27

Updated by WirelessWire News編集部 on September 27, 2010, 11:01 am JST

▼FCC Frees Up Vacant TV Airwaves for "Super Wi-Fi" Technologies and Other Technologies. MO&O [PDF] (FCC)
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米連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)は23日、テレビ放送のデジタル化移行完了に伴って使われなくなった周波数帯ーーいわゆる「ホワイトスペース」を、企業や個人が免許なしで利用できるようにする決定を下した。FCCのジュリアス・ゲナコウスキー委員長はこの決定について、「免許のいらない周波数帯に関してなされた、過去25年間でもっとも重要な開放」とコメントしている。

ホワイトスペースを活用できれば、超高速で電波を届けることができる上、壁などの制約も受けづらいため、より高速な無線インターネット接続の実現や、携帯通信の接続状況の改善、新たなインターネット・サービスへの利用などが期待されている。

この「Super Wi-Fi」ネットワークに対するITならびにネット関連企業からの期待は大きく、すでにマイクロソフト(Microsoft)、グーグル(Google)、デル(Dell)、HP、モトローラ(Motorola)、スプリント・ネクステル(Sprint Nextel)などの各社がこれを活用した計画を打ち出している。

昨年発表されたレポートによれば、ホワイトスペースの活用による経済効果は年間39億ドルから73億ドルにも上る可能性があるという。なおこのレポートはマイクロソフト(Microsoft)の支援を受けて行われたものだった。

FCCは2008年にホワイトスペースの利用計画を承認していた。今回の投票は、ホワイトスペース利用に向けて細かな規則や詳細を定めることを目的として行われた。24時間ごとのホワイトスペースの空き状況の確認を義務付けるなど、放送波への干渉を懸念していたテレビ局に配慮する内容となった一方、FCCはテレビ局に対してより効率的な技術を用いることで必要な周波数帯域を確保するよう促した。

【参照情報】
FCC paves way for new mobile devices - Reuters
Vacant TV Airwaves Opened for $4 Billion Wireless Market by U.S. - Bloomberg
FCC Opens Unused TV Signals for Broadband - Wall Street Journal

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