新作Androidタブレットがドコモ、KDDI、日本通信から続々、法人向けWindowsタブレット端末も富士通が発表
2011.02.28
Updated by WirelessWire News編集部 on February 28, 2011, 10:20 am JST
2011.02.28
Updated by WirelessWire News編集部 on February 28, 2011, 10:20 am JST
新型iPadの発表がウワサされる昨今、国内ではそれを迎え撃つかのように各社が新型タブレット端末を発表している。2月21日の週には3キャリアーからAndroidを搭載した3機種が相次いで発表された。Windows 7搭載の端末も富士通が発表。タブレット端末も多様化が着実に進んでいる。
WireessWire Newsでも既報だが、2011年2月24日にNTTドコモが「Optimus Pad L-06C」を発表した(関連記事:NTTドコモ、極薄の「MEDIAS N-04C」や下り14Mbps対応の「Xperia arc」などを3月発売)。タブレット専用の最新OSであるAndroid 3.0を採用したLGエレクトロニクス製の端末で、8.9インチの大型液晶や1GHzのデュアルコアプロセッサーを搭載。重量は620gに抑えた。3月15日から予約受付を開始し、3月下旬に発売するという。
同日に発表があったのが日本通信の「Light Tab」(ライト・タブ)。7インチの液晶、Android 2.2を搭載したZTE製のタブレット端末である。SIMロックフリーで、10日間の定額データ通信SIMが付属して3万9800円という価格が魅力的。別途、同社の「b-mobileSIM U300」などを購入すれば、NTTドコモのFOMAエリアで3Gによる通信が可能になる。接続したWi-Fi機器が3G回線経由でインターネットにアクセスできるテザリングにも対応。重さは390gと軽く、持ち運びにも便利だ。3月4日に販売を開始する。
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翌日の2月25日には、KDDIがサムスン電子製のタブレット端末「SMT-i9100」を発表した。7インチ液晶、Android 2.2を搭載したWi-Fi対応のタブレット端末である。KDDI向けのカスタマイズとして「モリサワフォント」と「Ocean Observation UI」というスマートフォンのISシリーズと同じユーザーインタフェースを採用した。重さは480g。3G通信機能は提供しないため、外出先での通信には公衆無線LANサービスの利用や、同社のモバイルルーター「Wi-Fi WALKER DATA05」、またWiMAX対応のモバイルルーターの利用を薦めている。販売は3月11日を予定している。
このほかにも、富士通が2月24日に法人向けのスレート型PC「STYLISTIC Q550シリーズ」を発表している。これはWindows 7をOSに採用したタブレット型パソコン。Windowsアプリをタッチ操作で利用できる利便性を提供する。10.1インチの液晶を搭載しながら、標準バッテリー装着時には690gと軽量。4月上旬以降、順次発売する。
【報道発表資料】
・ドコモ スマートフォンの新モデル3機種を開発
・Android 2.2、7.0インチディスプレー搭載のタブレット端末 サムスン電子製「SMT-i9100」の取扱開始について
・日本通信、日本で一番安いモバイル・タブレットを新発売
・タッチ入力式の新スレート型PC「STYLISTIC Q550シリーズ」を提供開始
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