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ファーウェイ、クアッドコアの「Ascend D quad」などを出展

2012.02.29

Updated by Naohisa Iwamoto on February 29, 2012, 05:40 am JST

ファーウェイテクノロジーは「MWC 2012」で、クアッドコアのCPUを搭載して世界最速をうたうスマートフォン「Ascend D quad」を展示している。MWC 2012に合わせて発表された新製品である。

▼ゲームで画面のなめらかな動きをアピールするAscend D quad
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Ascend D quadは、4.5インチの大画面ディスプレイと、ファーウェイ製のクアッドコアCPU(K3V2)を搭載するハイエンドスマートフォン。高性能ながらし、1.2GHz/1.5GHzプロセッサー(K3V2)を搭載し、4.5インチディスプレイス8.9mmと薄型のデザインで、持ちやすく作られている。タッチ&トライでは動きの速いレースのゲームなど実際に試せるようになっていて、スムーズな動きを体感できた。バッテリーは1800mAhと大容量タイプを搭載、独自の省電力技術と合わせて高速CPUを搭載しながら1日~2日の利用に耐えられるという。OSはAndroid 4.0を採用する。2012年第2四半期にグローバルで提供する予定である。

▼アダプターと接続するとWi-FiルーターにもなるUSB型のLTE端末
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LTE対応製品の展示で面白かったのは、USBドングルタイプの製品。20MHz帯域のFDD LTEで下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsに対応する。パソコンなどのUSBポートに接続すれば、そのままLTEの通信ができるほか、Wi-Fiルーター機能を持つアダプターに挿すことで最大5台のWi-Fi機器をLTEでネット接続できるようになる。説明員によれば、2012年第3四半期の製品化を計画しているという。このほか、LTEを使って32台のWi-Fi機器をネット接続できる家庭向けのWi-Fiルーターなどの展示もあった。

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。