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KDDI、家庭のテレビをスマートテレビに変える「Smart TV Stick」を提供

2013.01.15

Updated by Naohisa Iwamoto on January 15, 2013, 19:40 pm JST

KDDIは2013年1月15日、Androidアプリや映像サービスなどを家庭のテレビで楽しめるようにする小型のスティック型STB「Smart TV Stick」を2013年2月中旬以降に提供すると発表した。Wi-Fi環境とHDMI端子搭載テレビがあれば、手軽にテレビで多様なコンテンツを楽しめる。

Smart TV StickはAndroid 4.0をOSに搭載したスティック型のSTB(セットトップボックス)。テレビのHDMI端子に挿して利用する。Wi-Fi通信機能を利用して、家庭のWi-Fi環境を介してインターネットと接続する。操作はBluetoothを使った付属の専用リモコンや、リモコンアプリをインストールしたスマートフォン、タブレット端末で行う。

Smart TV Stickを使うと、パソコンやスマートフォンがなくても大画面テレビでさまざまなコンテンツを楽しめる。Webサイトをテレビの大画面で閲覧できるほか、これまではスマートフォンで楽しんでいた動画サービスや音楽サービス、ラジオ放送などをテレビの大画面とスピーカーを使って視聴できるようになる。また、ゲームやフィットネスといったAndroidアプリをテレビで楽しめる。

Smart TV Stickに向けて提供予定のアプリケーションは、映像系として「ビデオパス」「YouTube」「niconico」など、音楽・ラジオ系として「うたパス」「LISMO WAVE」「radiko.jp」など、情報系として「auヘッドライン」「ウェザーニュース」など、生活系として「auショッピングモール」「ニッセンスマートカタログ」など、安心系として「ウイルスバスター for au」、健康系として「Karada Manager for TV」「au Smart Sports Fitness」など、学習系として「キッズひろば」などがある。また、auスマートパスから好みのアプリをダウンロードして使うこともできる。

提供価格や商品の詳細は、後日改めて案内するとしている。

【報道発表資料】
ご自宅のテレビがスマートテレビに! 「Smart TV Stick」を提供開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。