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アイファイジャパン、デジカメからスマホに簡単に画像転送できる「Eye-Fi Mobi」を発売

2013.06.12

Updated by Naohisa Iwamoto on June 12, 2013, 20:50 pm UTC

アイファイジャパンは2013年6月12日、無線LAN内蔵メモリーカード「Eye-Fi カード」のラインアップに、新製品の「Eye-Fi Mobi カード」(以下Eye-Fi Mobi)を追加すると発表した。Eye-Fi Mobiを挿したデジカメから、スマホやタブレットに簡単に自動画像転送が可能になる。

▼「Eye-Fi Mobi」の使い方を説明する米Eye-Fi CEOのMatt DiMaria氏。アプリのインストールとアクティベーションコードの入力だけで設定が完了することをアピール20130612_eyefi001.jpg

Eye-Fi カードは、デジカメのSDカードスロットに挿して、Wi-Fiの通信機能を利用してパソコンなどに画像データを無線で転送する機能を提供する。新製品のEye-Fi Mobiは、画像の転送先をスマートフォンとタブレットに絞り込むことで、難しい設定などをなくして使いやすくした。発表会に登壇した米Eye-Fi CEOのMatt DiMaria氏は「Eye-Fiを発売した2007年からしばらくは、Eye-Fiで画像を転送する先はほとんどがPCだった。しかし最近ではスマートフォンやタブレットといったモバイル機器に転送する利用に大きくシフトしている。こうした状況でユーザーニーズを満たす製品として、シンプルで簡単で使って楽しく使えるEye-Fi Mobiを提供することになった」と語る。

DiMaria氏はユーザーニーズとして、これまで、デジカメでキレイな写真を撮っていながら、SNSやメールで写真をシェアするためにスマートフォンやタブレットで撮影し直すといった手間をかけていた人を例に挙げる。スマートフォンやタブレットに特化したEye-Fi Mobiがあれば、デジカメで撮影した写真を自動的にスマートフォンやタブレットに転送できる。高品質で撮影した写真を、スマートフォンなどを経由してすぐにネット上で共有することが可能になるというわけだ。「スマートフォンが進化するとデジカメは不要になるという意見があるが、私は違うと考えている。Eye-Fi Mobiがあれば、スマートフォンユーザーはもっとデジカメを使うようになるだろう」(DiMaria氏)。

利用は簡単だ。AndroidまたはiOSのモバイル端末に無料の専用アプリをダウンロードし、Eye-Fi Mobiのカードケースに書かれている10ケタのアクティベーションコードを入力する。設定はこれで修了。Eye-Fi MobiをデジカメのSDカードスロットに挿し、写真や動画を撮影すると、自動的にモバイル端末にデータが転送される。これまでのEye-Fi製品では、設定にパソコンや無線LANルーターが必要で、さらにアカウント登録の手間がかかった。Eye-Fi Mobiでは、パソコンへのデータ転送を制限する代わりに、スマートフォンやタブレットでの利用の利便性を向上させ、モバイル端末時代に対応した。

▼製品は8GBタイプと16GBタイプの2種類を用意する20130612_eyefi002.jpg

Eye-Fi Mobiは、SDカードのメモリー容量により「Eye-Fi Mobi 8GB」と「Eye-Fi Mobi 16GB」の2種類を用意する。SDカードとしては高速転送が可能なClass 10に対応。利用できる端末としてはAndroid、iOSを搭載したスマートフォンやタブレットに加えて、アマゾンのKindle Fireにも対応したことを明らかにした。想定実勢価格はEye-Fi Mobi 8GBが4980円、同16GBが7980円。6月14日に発売する。

【報道発表資料】
アイファイジャパン、スマートフォン・タブレット画像を自動で転送できる"Eye-Fi Mobi(アイファイ モビ)カード"を新発売

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。