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Facebookから友達を削除する時

2013.08.17

Updated by Mayumi Tanimoto on August 17, 2013, 01:59 am JST

Facebookで友達が増えすぎて困っているというリア充の皆さんいかがお過ごしでしょうか。ワタクシは性格が悪すぎて友達がいませんのでFacebookは殆ど使っておりませんが、知人(友達ではない)のページをコソーリと見に行って、リアルな生活とオンライン生活でのギャップの凄さを見て「あひゃひゃ」とうなずいております。

そもそもワタクシの仲の良い友達はIT業界の人間が多く、セキュリティの専門家などおりますので、あんなものは怖くて使えないのですが。(つまり使いまくって子供の写真などアップしまくっている人は底なしのアホウなのでワタクシには近寄らないで下さいという意味です)

さて、外国でも「うっぜーからFacebookの友達を削除したったwwww」という方がおります。しかし、やはり削除された方はなんだかんだ言ってわかるので、後日リアルな空間でもめるなど様々なドラマが展開されます。芸術家のBrian Lobel さんは、そんな友達削除のあれこれをパフォーマンスにし、PURGE(粛正)という題名でロンドンの劇場で上演しました。

Brianさんは、数年前に分かれた彼氏とFriendsterで繋がっていたのですが、分かれた後に彼氏からつながりを削除されてしまいます。彼氏はその数年後に亡くなってしまいます。Friendsterには死んだ彼氏のページが残っているのにも関わらず、デジタルでもリアルな世界でも彼に二度と会うことができないということに大きなショックを受けたのがこのパフォーマンスを思いつくきっかけでした。

Brianさんはイギリスなど様々な場所のカフェで見ず知らずの人に1400人あまりの自分の友達を見せて、削除しようと思っている人について説明し、その見ず知らずの人に削除すべきかどうか決めてもらいます。その光景をUstreamでライブ中経したため友達の実名とか顔写真などはだだ漏れとなっています。

ビデオを垂れ流された上に「あんた顔がダサいから削除するわ」「うーん、会議であっただけなんで削除するわ」「ずっと話してないから削除するわ」などと言われた友達は激怒し、人様によっては「ファック!!師ね!!」などと罵詈雑言を書き連ねたメールを送ってきますが、それも観客に公開されます。削除によりリアルでの人間関係もぶち壊れてしまうのですが、ソーシャルメディアがリアルな生活に及ぼす影響の大きさが良くわかりますね。

Brianさんのビデオ


Video streaming by Ustream

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谷本 真由美(たにもと・まゆみ)

NTTデータ経営研究所にてコンサルティング業務に従事後、イタリアに渡る。ローマの国連食糧農業機関(FAO)にて情報通信官として勤務後、英国にて情報通信コンサルティングに従事。現在ロンドン在住。

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