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アップル、新型iPhoneは2機種を投入か - 上位機種には「ゴールドバージョン」登場の可能性も

2013.08.20

Updated by WirelessWire News編集部 on August 20, 2013, 11:12 am UTC

アップル(Apple)が9月10日に開催するとみられる新型iPhoneの発表イベントで、「iPhone 5」の後継機種となる上位モデル(「iPhone 5S」)に加え、廉価版(「iPhone 5C」)も同時に披露する可能性が高いとする話をWSJが報じている。またAllThingsDでは、上位モデルに関し、従来の黒・白に加えて新たにゴールド(もしくはシャンパンカラー)のバージョンも提供されるとする関係者の話を伝えている。


[WSJ]

まず、WSJが関係筋の話として報じたところによると、アップルはiPhone端末の受託生産を請け負う台湾のフォクスコン(Foxconn)に対し、9月に2機種のiPhoneの出荷を開始するよう要請したという。フォクスコンでは6月から両モデルの量産を進めているとWSJでは記している。

アップルは2011年から秋口(9〜10月)にiPhoneの新機種を発表してきている。また火曜もしくは水曜に開催したイベントで新製品を発表した後、翌週末に発売という例がこれまでは多かった。

アップルが、フラグシップモデルの新機種に加え、廉価版iPhoneの投入準備を進めているとする可能性は以前から噂になって居た。今回のWSJ報道はこの可能性を裏付けるものといえる。

アップルはこれまで、米国などの市場では最新機種(現時点ではiPhone 5)を199ドルで、また旧機種のiPhone 4Sを99ドル、2年前にリリースされた「iPhone 4」を無料(いずれの場合も携帯通信事業者との長期契約が条件)で提供するというやり方で低価格の製品を求めるニーズに対応してきている。また最近ではこうした旧機種に対する人気が根強く、売上全体に占める割合が高まっていることも報じられていた。

いっぽう、一括支払いで端末が購入されることも多い中国やインドなどの新興市場では、新品で500ドル以上もするiPhoneに手が出ない消費者も多く、350ドル〜400ドル程度で買える中古のiPhoneに対する需要も旺盛という話も報じられていた。

現時点で不明な点のひとつはiPhone 5Cの価格設定で、主に新興市場や先進国の低価格帯向けとされるこの製品が、現在中国などで人気を集める200ドル以下のAndroidスマートフォンと直接競合するような値付けになるのか、それともこうしたコモディティ製品と各社の最上位機種との間を埋めるミッドレンジのものになるのかに注目が集まる。またiPhone 5Cが先進国市場でも販売されるのか、その場合にiPhone 5Sとの差別化をどう行うかなども消費者の関心を集める点となろう。

いっぽう、iPhone 5Sのゴールドバージョンの可能性については、先週後半からいくつかのブログなどで話題になっていたが、米国時間19日にはAllThingsDがその存在を裏付ける関係者の情報を入手したと報じた。同ブログでは、ゴールドというカラーオプションが追加される理由について、筐体の金属加工処理が比較的容易といった技術的な点に加え、アップルが現在最重要市場に位置づけている(ただし、前四半期にはスマートフォン市場におけるiPhoneの販売台数シェアが一桁台まで低下した)中国市場での金製宝飾品に対する人気の高さを挙げている。

【参照情報】
Supplier to Ship Two Apple iPhones in September - WSJ
Yes, Apple Will Sell a Gold-Tone iPhone - AllThingsD
Apple reportedly shipping two new iPhones next month - GigaOM

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