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iTunes Radio、来月にもサービス開始か - 日産、ペプシ、マクドナルドなどと広告配信契約(AdAge報道)

2013.08.21

Updated by WirelessWire News編集部 on August 21, 2013, 11:44 am JST

アップル(Apple)が今年6月に発表した音楽ストリーミングサービス「iTunes Radio」が来月にもサービスを開始するとAdAgeが報じている。

同媒体によれば、アップルはこのサービス開始に向けて、すでにマクドナルド(McDonald's)、日産、ペプシ(Pepsi)、プロクター・アンド・ギャンブル(Procter & Gamble)などの企業と広告配信契約を結んでおり、さらに今後1、2社の企業が加わる見通しだという。広告料金は一社あたり数百万ドル〜数千万ドルで契約期間は12ヶ月とされ、また当面(2013年末まで)は一業種一社に限定。ただし、2014年1月にはこの制限がなくなり、どの企業でも最低100万ドルから広告を購入できるようになる。また、同サービスの広告は、最終的にアップルのモバイル広告ネットワークであるiAdで取り扱われるようになる予定だという。

iTunes Radioでの広告メニューは、音声広告、ビデオ広告、ディスプレイ広告の3つになり、音声広告は15分ごと、ビデオ広告は1時間ごとに表示される形になるという(ビデオ広告に関しては、ユーザーがPCを操作した時など画面を見ているときにのみ表示されるかたち)。また開始当初は広告を表示する端末の種類を選べないが、2014年からは広告主各社がiPhone、iPad、iTunesをインストールしたPC(Windows、Mac両方)、Apple TVのなかから、ターゲットとする端末を選択できるようになり、広告料金も端末画面のサイズに応じて違いを設ける(大きい画面ほど広告料は高くなる)という。なお、年会費24ドル99セントのiTunes Matchに登録しているユーザーには広告は表示されないことは既報の通り。

AdAgeでは、iTunes Radioについて、ユーザーが曲を選択して聞くタイプのサービスではないことから、既存の音楽ストリーミングサービスのなかではパンドラ(Pandra)に近いとし、この両者が最初に競合することになるのではないかとしている。AdAgeではパンドラの売上が今年の3億7600万ドルから来年には5億3900万ドルまで増加するとするeMarketerの予測を紹介している。

アップルは2010年にiAdのサービスを開始した際にも、ごく限られた広告主に比較的高額な料金設定で広告を提供する形をとっていた。その後、iAdの事業が苦戦を続けているとされるなか、こうした戦術の効果にも注目が集まることになりそうだ。

【参照情報】
iTunes Radio to Debut in September With McDonald's, Nissan, P&G, Pepsi - AdAge
AdAge: iTunes Radio to launch in September with audio ads every 15 minutes and video ads every hour - TNW
Pandora-like iTunes Radio to launch in Sept. with ads every 15 minutes - VentureBeat

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