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Androidを車載情報システムに - グーグルと大手自動車メーカー各社が新団体設立

2014.01.06

Updated by WirelessWire News編集部 on January 6, 2014, 20:52 pm UTC

グーグル(Google)のモバイルOS、Androidの車載情報システムへの活用を目的とした新たな業界団体「Open Automotive Alliance(OAA)」の設立が米国時間6日に発表された。グーグルのほか、ゼネラル・モーターズ(GM)、ホンダ、アウディ(Audi)、現代、エヌビディア(Nvidia)の5社が立ち上げメンバーとして参加するという。

OAAのウェブサイトによると、同団体では利用者数、アプリ開発者数等で既存の車載システムを上回るAndroidのプラットフォームを自動車分野に活用していくことで、消費者や各自動車メーカー、アプリ開発者のいずれにもメリットを提供できるなどと説明している。具体的な活用例や計画する機能などの詳細は明らかにされていないが、CNETやThe Vergeでは、Androidベースの車載システムを搭載した自動車の第一弾が年内にも各社から投入される、と記している。

自動車関連分野では、2009年に発足したLinux関連団体Genivi Allianceの先例がある。またアップル(Apple)やマイクロソフト(Microsoft)でもそれぞれ車載情報システムとの連携に軸足をおいた取り組みを進めている。たとえばアップルは昨年6月のWWDCでiOSの車載システム向け機能(iOS in the Car)を発表していたが、この関連の取り組みには、ホンダや現代のほか、フェラリ(Ferrari)、メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)、日産などあわせて12のブランドが参加の意向を表明していた。

さらに、6日からラスベガスで始まる「CES 2014」にあわせて独自の車載情報通信システム「OnStar」のLTE網対応を発表したGMのような例もある。GigaOMによると、Chevroletブランドの新型車種(CorvetteやVolt など)からまず搭載予定のこのシステムでは「Appshop」という名前のアプリストア経由でダウンロードした複数のアプリを利用できるという。いっぽう対応アプリの品揃えなどでGMの「OnStar」を上回るとされるフォード(Ford)でも、車載情報通信システム「Sync」の一部となるアプリ・プラットフォーム「AppLink」の普及をさらに積極的に進めていく考えを明かしているという。

【参照情報】
Google launches the Android-based Open Automotive Alliance with Audi, Honda, GM, and more - The Verge
Google Teams With GM, Honda, and Audi to Bring Android to Cars - Businessweek
Google joins with GM, Honda, Audi for Android-powered cars - CNET
GM begins its 4G car rollout with Chevy Corvette, Impala, Malibu and Volt - GigaOM
Ford is upgrading 3.4M older vehicles to run connected-car apps - GigaOM

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