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NSNのMWC2014出展レポート──トラフィック1000倍のモバイルネットワークに向けた取組み

2014.03.26

Updated by WirelessWire News編集部 on March 26, 2014, 12:00 pm JST Sponsored by NOKIA

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「ノキアソリューションズ&ネットワークス」の社名とロゴに変わってから、初めての出展となった「Mobile World Congress 2014」(MWC 2014)。今回のMWCでも、NSNはトラフィックが急増するネットワークに対して、カスタマーエクスペリエンスの向上と通信事業者の運用コスト削減が可能な、新しい技術や製品の紹介、デモンストレーションを行った。その様子がNSNコーポレートサイト「ヒラメキ」の最新レポートで紹介されている。

201403261200-2.jpgまもなく商用化を実現するNFVライブデモ

通信事業者のネットワーク機能をソフトウエアとハードウエアに分離して実現するNFV(Network Functions Virtualization)は、MWC 2014のホットトピックの1つ。NSNによるIMSのNFV化は2014年、EPCのNFV化は2015年に商用ネットワークで提供予定だ。NSNブースでは、フィンランド、ドイツにあるクラウドとバルセロナ会場の無線基地局を国際回線で接続し、会場では、このNFVによって稼働しているコアネットワークを介して、テレビ電話含むVoLTE の通話を行うライブデモを実施した。
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201403261200-3.jpg商用装置で2.6Gbpsの超高速スループットを実現したTD-LTE

Sprint社と提携して行ったTD-LTEのデモでは、120MHz(通常のLTEの6キャリア分)をアグリゲーションした場合と同等の周波数帯域を集約して利用することにより、従来NSNが持っていた1.6Gbpsの記録を大きく上回る2.6Gbpsのスループットが得られることを示した。すでに商用ネットワークで利用されているNSNの Flexi Multiradio 10 Base Stationを利用したことも、実用へのステップが近いことを示している。
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201403261200-4.jpgアップリンクのスループットを大幅改善する「Centralized RAN」

スタジアム等、多くの人が集中する場所での通信環境を改善するソリューション。多くの人がスマートフォン等の端末を利用して、ネットワークからデータをダウンロードするだけでなく。その場で撮影した写真やビデオをSNSにアップロードする。NSNのアーキテクチャLiquid Radioに追加した新しいソフトウエア Centralized RANは、複数基地局を連携して通信することで、セル間の干渉をなくしてアップロード速度を改善する。デモンストレーションでは、Centralized RANを使用しない時に比べ700%以上の改善が見られた。
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201403261200-5.jpg屋内設置用の超小型ピコセル基地局「Flexi Zoneスモールセル」

ユーザーエクスペリエンス向上のための切り札の一つであるHetNet(ヘテロジニアスネットワーク)構築に向け、スモールセルソリューションFlexi Zone スモールセルを展示した。新しい屋外用・屋内用のFlexi Zoneピコセルの実物と利用方法の紹介や、Flexi Zoneコントローラーにエッジサーバーを格納することで外部ネットワークのトラフィック最適化をはかるLiquid Applicationソリューションも合わせて紹介した。
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201403261200-6.jpg3キャリアのキャリアアグリゲーションでより高速なLTE-Advandedへ

既に韓国で商用提供されているLTE-Advancedでは、2つの周波数帯域を束ねるキャリアアグリゲーションにより下り最大150Mbpsのサービスを提供している。NSNは、さらに高度なキャリアアグリゲーションとして、20MHz+20MHz+20MHzの3キャリアのキャリアアグリゲーションにより、450Mbpsのスループットが得られるデモンストレーションを行った。また、LTE-Advancedのネットワーク容量拡大に向けた取り組みとして、HetNetで用いられるマクロセルとスモールセルの間で動的に負荷分散を行うeICIC(enhanced Inter Cell Interference Coordination)のデモも行った。
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2020年、東京オリンピックの年に向けたビジョン

LTE-Advanedの先にくる「5G」は東京オリンピックの年であえる2020年頃を商用化のターゲットとする。MWC2014のNSNブースでは、NSNの5Gに対する詳細なビジョンがNSNリサーチ部門から説明された。
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NSNは、通信事業者は2020年までに現状の1000倍にも上るトラフィックを処理できるキャパシティを用意しなければならないと予測している。トラフィック1000倍時代に対応するネットワークを実現するためのNSNの取組みをぜひレポートで確かめていただきたい。

NSN - ノキアソリューションズ&ネットワークス/Mobile World Congress 2014(MWC 2014)レポート―― NSN出展

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