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グーグル、Androidベンダー向け必須プリインストールアプリの条件緩和

Having less pre-installed apps might better woo all Android users

2015.08.24

Updated by WirelessWire News編集部 on August 24, 2015, 12:08 pm JST

グーグル(Google)がAndroid OSを採用する端末メーカーに対して義務づけているグーグル製アプリのプリインストールについて、条件の一部を緩和したと、Android Centeralなどが報じている。

グーグルは、Android端末メーカー各社が「Gmail」 などのグーグル製アプリを自社製端末に搭載する際、同社が提供する複数の他のアプリについても同時にプリインストールすることを義務付けている。今回のルール変更では、プリインストールが義務付けられるアプリのなかから「Google +」「Google Play Games」「Google Play Books」「Google Newsstand」の4つが除外され、またサムスンの最新スマートフォン「Galaxy Note 5」ではすでに「Google +」がプリインストールされずに出荷されているという。

これらのアプリがバンドルから外された理由については、いずれも比較的人気が低いものであるためとの見方が有力。またユーザーが自らダウンロードして利用することは可能で、グーグル側でのアップデートなども継続されるという。

端末メーカーや携帯通信事業者が独自にプリインストールしているソフトウェアは「ブロートウェア」(bloatware)と呼ばれるが、内蔵ストレージの容量が限られる端末などでは、これらがストレージを圧迫する要因のひとつとして挙げられてもいた。そうしたこともあり、グーグルはこれまで自社ブランドの「Nexus」端末でこうしたアプリ類を減らす動きを進めていた。

【参照情報】
Your new phone will have less Google bloatware, and that's awesome - AndroidCentral
Android phones will now come with fewer pre-installed apps - The Verge
Google requiring fewer of its own apps on Android phones, tablets - ZDNet

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